cjgetjbprop(JavaBeansリソースの属性の取得)
形式
cjgetjbprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -resname <JavaBeansリソース表示名> [-encoding <エンコーディング名>] -c <属性ファイルパス>
機能
-resnameで指定されたJavaBeansリソースの属性を取得し,属性ファイルを生成します。
JavaBeansリソース属性ファイルの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.2 JavaBeansリソース属性ファイル」を参照してください。
指定したパスにすでにファイルが存在する場合,上書きします。
引数
- <サーバ名称>
-
接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
- -nameserver <プロバイダURL>
-
CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
指定内容の詳細については,「2.1.2 プロバイダURLについて」を参照してください。
- -resname <JavaBeansリソース表示名>
-
取得対象となるJavaBeansリソースの表示名を指定します。
- -encoding <エンコーディング名>
-
属性ファイル出力時のエンコーディング名を指定します。指定できるエンコーディング名を次に示します。
-
UTF8
-
UTF-8
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ASCII
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US-ASCII
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ISO-8859-1
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EUC_JP
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Shift_JIS
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SJIS
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windows-31j
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MS932
-
JavaVMがサポートしているエンコーディング名
省略した場合は,JavaVMのデフォルトエンコーディング名を使用します。使用されたエンコーディング名を確認するには,cjgetjbpropコマンドで取得した属性ファイルの先頭行のXML宣言部分を参照してください。
<?xml version="<XML規格のバージョン番号>" encoding="<エンコーディング名>"?>
-
- -c <属性ファイルパス>
-
属性ファイルの出力先パスを指定します。
入力例
cjgetjbprop MyServer -resname MyJavaBeansName -encoding Shift_JIS -c MyJavaBeansProp.xml
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
異常終了しました。
- 2:
-
排他エラーによってコマンドが実行できません。
- 3:
-
タイムアウトエラーが発生しました。
- 9:
-
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。
注意事項
-
コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,コマンド名の直後にする必要があります。そのほかの引数は,サーバ名称より後ろ(サーバ名称を省略した場合はコマンド名の後ろ)にあれば順序は任意です。ただし,オプション名と値の順序の入れ替え(例:<プロバイダURL> -nameserver)やオプション名と値を非対応にすること(例:-resname <プロバイダURL> -nameserver <JavaBeansリソース表示名>)はできません。
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コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,cjsetupコマンドで指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定する必要があります。