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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


cjstopapp(J2EEアプリケーションの停止)

〈このページの構成〉

形式

通常停止する場合
cjstopapp [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
          -name <J2EEアプリケーション名> [-t <タイムアウト時間>]
通常停止がタイムアウトしたあと,強制停止を手動でする場合
cjstopapp [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
          -name <J2EEアプリケーション名> -cancel
通常停止がタイムアウトしたあと,強制停止を自動でする場合
cjstopapp [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] 
          -name <J2EEアプリケーション名> -t <タイムアウト時間> -force

機能

J2EEアプリケーションを停止して,クライアントからのリクエストを受け取らないようにします。

引数

<サーバ名称>

接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。

-nameserver <プロバイダURL>

CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。

<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>

指定内容の詳細については,「2.1.2 プロバイダURLについて」を参照してください。

-name <J2EEアプリケーション名>

停止するJ2EEアプリケーション名を指定します。

-t <タイムアウト時間>

コマンドを実行してから応答が返るタイムアウトの時間を整数(単位:秒)で指定します。

-forceオプションを同時に指定する場合は0〜2147483647を指定します。

-forceオプションを指定しないで,このオプションだけを指定する場合は0〜86400を指定します。

0を指定した場合は,停止処理が終了するまでクライアントへ応答が返りません。指定がない場合は60秒が設定されます。

-cancel

通常停止がタイムアウトしたあと,強制停止を手動でする場合に指定します。

-force

通常停止がタイムアウトしたあと,強制停止を自動でする場合に指定します。

J2EEアプリケーションのストップ処理が完了した場合,強制停止はしません

注※

停止処理では,J2EEアプリケーションのストップ処理,アンデプロイ処理の順に実施されます。サーバ管理コマンドが排他制御するため,J2EEアプリケーションのストップ処理が完了したあとアンデプロイ処理が完了するまでに更新系コマンドを実行すると,更新系コマンドは実行中のコマンドが終了するまで待機します。更新系コマンドを実行する場合は,アンデプロイ処理の待ち状態が解除されたあとにしてください。アンデプロイ処理の完了は,J2EEサーバ側のメッセージKDJE42142-Iで確認できます。停止処理については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」を参照してください。

入力例

cjstopapp MyServer -name App1

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

異常終了しました。

2:

排他エラーによってコマンドを実行できません。

3:

タイムアウトが発生しました。

9:

管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。

注意事項