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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


cjimportwar(WARアプリケーションのインポート)

〈このページの構成〉

形式

アーカイブ形式のWARアプリケーションをインポートする場合

cjimportwar [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]

-f <WARファイルのパス> [-name <アプリケーション名>]

[-contextroot <コンテキストルート>]

[-c <cosminexus.xmlファイル>]

展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションとしてインポートする場合(WARディレクトリ)

cjimportwar [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]

-a <WARディレクトリパス> [-name <アプリケーション名>]

[-contextroot <コンテキストルート>]

[-c <cosminexus.xmlファイル>]

機能

指定されたJ2EEサーバにWARアプリケーションをインポートします。なお,WARアプリケーションのインポートで,-cオプションで指定したパスにあるcosminexus.xmlを読み込みます。

引数

<サーバ名称>

接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。

-nameserver <プロバイダURL>

CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。

<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>

指定内容の詳細については,「2.1.2 プロバイダURLについて」を参照してください。

-f <WARファイルのパス>

インポートするWARファイルのパスを指定します。

-a <WARディレクトリパス>

WARディレクトリのパスを指定します。

-name <アプリケーション名>

アプリケーション名を1文字以上で指定します。

アプリケーション名には,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z)または次の特殊文字が使用できます。

プラス(+),ハイフン(-),ピリオド(.),キャレット(^),アンダースコア(_)

-nameオプションを省略した場合,J2EEサーバはWARファイル名,またはWARディレクトリ名を基に,使用できない文字をアンダースコア(_)に置き換えてアプリケーション名を設定します。なお,J2EEサーバが設定したアプリケーション名がJ2EEサーバ内で重複する場合,アプリケーション名がJ2EEサーバ内で一意となるように,そのアプリケーション名の末尾に通し番号(1〜2147483647)が追加されます。

-contextroot <コンテキストルート>

コンテキストルートを指定します。

コンテキストルートには,URI(RFC3986)で使用できる文字が使用できます。ただし,ejb/,web/,/ejb/,および/web/が先頭となる文字列を指定することはできません。

ルートを指定する場合は,空文字列またはスラッシュ(/)を指定します。

-contextrootオプションを省略した場合,web.xmlのdefault-context-pathタグに指定した値が適用されます。値が指定されていない場合は,J2EEサーバはWARファイル名,またはWARディレクトリ名を基に,使用できない文字をアンダースコア(_)に置き換えてコンテキストルートを設定します。ただし,WARファイルから拡張子を取り除いた文字列,またはWARディレクトリ名がejb,webの場合,それぞれejb1,web1に変換します。

-c <cosminexus.xmlファイル>

cosminexus.xmlファイルのパスを指定します。なお,cosminexus.xmlファイルのファイル名はすべて小文字の「cosminexus.xml」です。

cosminexus.xmlファイルのパスを省略したときは,cosminexus.xmlファイルは読み込まれません。

入力例

アーカイブ形式のWARアプリケーションをインポートする場合
cjimportwar MyServer -f WarApp1.war -name WarApp1 -contextroot app1/appwar -c cosminexus.xml
WARディレクトリを展開ディレクトリ形式のアプリケーションとしてインポートする場合
cjimportwar MyServer -a WarAppDirPath -name WarApp1 -contextroot app1/appwar -c cosminexus.xml

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

異常終了しました。

2:

排他エラーによってコマンドを実行できません。

3:

タイムアウトが発生しました。

8:

実行時情報エラーが発生しました。

9:

管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。

注意事項