9.13 JNDI名前空間に登録される名称の参照と変更
JNDI名前空間に登録されるJ2EEアプリケーション名やEnterprise Bean名を変更します。Enterprise Bean名には,別名も付けられます。
EJBホームオブジェクトは,J2EEアプリケーション開始時にJNDI名前空間(HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名称>/EJB/<J2EEアプリケーション名>/<Enterprise Bean名>)に割り当てられます。この名前は,EJBクライアントアプリケーションから参照する場合やネーミングの切り替え機能を使って参照する場合に使用します。
EJBホームオブジェクトには,別名(Optional Name)が付けられます。別名を付けることで,EJBクライアントアプリケーションはJNDI名前空間から任意の名前でEJBホームオブジェクトを取得できるようになります。なお,この機能をユーザ指定名前空間機能といいます。
なお,EJBホームオブジェクトのJNDI名前空間については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「2.3 JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ」を参照してください。ユーザ指定名前空間機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「2.6 Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)」を参照してください。