7.2.2 サーブレットとJSP(WAR)のインポート
J2EEサーバモードでWebコンポーネントを利用してJ2EEアプリケーションを実行する前に,サーブレットおよびJSP(WAR)をインポートします。
なお,インポートできるのは,Servlet標準仕様に準拠したDDを持つWAR,またはアノテーションを指定したWARです。このため,DDがDTDに従っていることを確認してから,インポートを実行してください。DDがDTDの仕様に従っていないWARをインポートした場合,メッセージが出力されます。メッセージが出力された場合は,マニュアル「アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)」を参照してください。
次に示すコマンドを実行してWARをインポートします。
- 実行形式
cjimportres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -type war -f <WARファイルパス>
- 実行例
cjimportres MyServer -type war -f account.war
cjimportresコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportres(リソースのインポート)」を参照してください。
- 注意事項
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DDのバージョンが2.2のWARをインポートするとJ2EEサーバ内でDDのバージョンが2.3に変更されます。
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Servlet標準仕様に準拠しないDDを持つWARはインポートできません。
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インポート時に指定したWARファイル名は作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。また,WARファイル内のファイルは,デプロイ・スタート時に作業ディレクトリ内に展開されます。WARファイル内に,ホームインタフェースなど,java.rmi.Remoteを実装したクラスがあると,usrconf.propertiesファイルの定義内容に応じて,デプロイ・スタート時に作業ディレクトリ内にスタブが生成されます。usrconf.propertiesファイルのejbserver.deploy.stub.generation.scopeキーにappを指定した場合は,WARファイルに含まれるリモートインタフェースを実装したすべてのインタフェースのスタブが生成されます。
これらのことを考慮して,作業ディレクトリのパス長がプラットフォームの上限に達しないようにWARファイル名,WARファイル中のパッケージ名やクラス名およびjava.rmi.Remoteを実装したクラスのパッケージ名やクラス名を指定してください。
作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録C.1 J2EEサーバの作業ディレクトリ」を参照してください。
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「hitachi-runtime.jar」の名称のWARはインポートしないでください。
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