19.5.4 HAモニタの環境設定
使用しているシステムに従って,sysdefという定義ファイルにHAモニタの環境を定義してください。N台の実行系とリカバリ専用の1台の待機系を含めて各ホストで個別の設定が必要です。
name(HAモニタのホスト名),address(CPUリセット用のユニークな値),lan(LANのホスト名)をホスト環境に合わせて一意に設定してください。なお,N台の実行系とリカバリ専用の1台の待機系を含めて一意の値を設定する必要があります。また,lanport(lanオペランドで指定したホスト名に対応するサービス名)は,N台の実行系とリカバリ専用の1台の待機系を含めて同じ値を設定する必要があります。
sysdefファイルの例を次に示します。なお,サンプル中の「N」は,N番目の値であることを意味します。
environment name $host_N, #自系のホスト名 address $uniq_N, #CPUリセット用のユニークな値 patrol 5, #系障害と判断する時間 lan $host_N #LANのホスト名 lanport $service_N #lanオペランドのホスト名に対応するサービス名
HAモニタの環境設定については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。