19.5.3 設定ファイルの編集
運用管理エージェントやManagement Server,HTTP Serverなどの各種設定ファイルを編集します。ここでは,HAモニタと連携する場合に注意が必要なファイルの設定について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 設定が必要なファイル
設定が必要なファイルは実行系と待機系で異なります。
- 実行系(N台)の場合
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実行系(N台)の場合に注意が必要な設定ファイルについて説明します。
- ファイルを直接編集して設定できるファイル
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次のファイルは,ファイルを直接編集して設定できます。
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運用管理エージェントの設定(adminagent.properties)
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スマートエージェントの設定(localaddr)
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- 運用管理ポータルで設定できるファイル
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次のファイルは,運用管理ポータルを利用してアプリケーションサーバの実行環境を構築するときに設定できます。
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HTTP Serverの設定(httpsd.conf)
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J2EEサーバのプロパティの設定(usrconf.properties)
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これらのファイルの設定については,「17.6.3 設定ファイルの編集」を参照してください。なお,N:1リカバリ構成の場合,ホスト名には,エイリアスIPアドレスではなく,仮想ホストのIPアドレスを設定してください。
- 待機系(リカバリ専用1台)の場合
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待機系(リカバリ専用1台)の場合に注意が必要な設定ファイルを次に示します。なお,このファイルは,ファイルを直接編集して設定できます。
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J2EEサーバのプロパティの設定(usrconf.properties)
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(2) 待機系でのJ2EEサーバのプロパティの設定
待機系のJ2EEサーバでusrconf.propertiesにプロパティを設定するときに注意が必要なキーを次に示します。
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ejbserver.distributedtx.XATransaction.enabled
ライトトランザクションを無効にするため「true」を設定してください。