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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


6.7 データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定の変更

この節では,データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定の変更について説明します。データベースセッションフェイルオーバ機能では,データベースのテーブルにアプリケーション情報やグローバルセッション情報などの設定情報を格納します。Webアプリケーション開始時のネゴシエーション処理で設定に誤りがないことを確認するため,一度開始したWebアプリケーションの設定を変更する場合は,データベースに保存したWebアプリケーションの設定情報の初期化が必要となります。ネゴシエーション処理については,「6.4.1 アプリケーション開始時の処理」を参照してください。

データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定の変更の流れを次の図に示します。

図6‒13 データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定の変更の流れ

[図データ]

データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定を変更する場合の注意事項を次に示します。

この節では,J2EEサーバおよびアプリケーションの設定変更,およびデータベーステーブルの初期化について説明します。

参考

アプリケーションの停止および開始には,サーバ管理コマンドまたは運用管理ポータルを使用します。アプリケーションの開始については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjstartapp(J2EEアプリケーションの開始)」を参照してください。アプリケーションの停止については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjstopapp(J2EEアプリケーションの停止)」を参照してください。運用管理ポータルの操作については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3 J2EEアプリケーション管理」を参照してください。

〈この節の構成〉