6.7.3 グローバルセッション情報の削除(HTTPセッションの破棄)
システムの運用中,アプリケーションのバージョンアップをする場合などに,システム内に存在するHTTPセッションの破棄が必要となる場合があります。
データベースセッションフェイルオーバ機能では,データベースにグローバルセッション情報を格納するため,J2EEアプリケーションやJ2EEサーバの停止ではHTTPセッションが破棄できません。グローバルセッション情報をデータベースから削除することで,HTTPセッションを破棄します。
グローバルセッション情報を削除するには,次の手順を実施してください。
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J2EEアプリケーションを停止します。
J2EEサーバ内のすべてのJ2EEアプリケーションを停止します。
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データベース上のグローバルセッション情報を削除します。
データベース上のグローバルセッション情報数を変更する手順でグローバルセッション情報を削除します。この時,グローバルセッション情報数を変更しないで,変更手順だけを実施します。変更手順については,「6.7.2(2) データベース上のグローバルセッション情報数の変更」を参照してください。
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J2EEアプリケーションを開始します。