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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


4.10.4 onMessageメソッドでの業務ロジックの実装

onMessageメソッドに,次に示す業務ロジックを実装します。

public TP1OutMessage onMessage(TP1InMessage in)
{
  //入力パラメタ取得
  byte[] inputdata = in.getInputData();
  ・・・
  //出力データオブジェクトの生成
  TP1OutMessage out = in.createOutMessage();
  ・・・
  ・・・
  //出力データ格納領域の長さを取得
  int outLen = out.getMaxOutputLength();
  ・・・
  try {
    ・・・
    //出力データ格納領域の取得
    byte[] outputdata = out.getOutputData(outLen);
    ・・・
    //業務処理
    //outputdata中に出力データを格納
    ・・・
  } catch(Exception e) {
    //errorLenにエラー処理用の出力データ長を設定
    //エラー処理用の出力データ格納領域の取得
    byte[] outputdata = out.getOutputData(errorLen);
    ・・・
    //outputdata中にエラー情報を格納
    ・・・
  }
  return out;
}

Message-driven Bean(サービス)のコーディング例は,トランザクション連携機能を使用しない場合と,トランザクション連携機能を使用する場合の2種類があります。Message-driven Bean(サービス)のコーディング例を次に示します。