Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)


2.22 セッションマネージャの指定機能

この節では,セッションマネージャの指定機能について説明します。

アプリケーションサーバでは,セッションフェイルオーバ機能をサポートしています。セッションフェイルオーバ機能を使用すると,システム内の特定のJ2EEサーバに障害が発生した場合に,障害発生前のセッション情報を引き継いで,ほかのJ2EEサーバで業務を続行できます。

同様のことをクラウド環境で実施する場合は,セッションマネージャの指定機能を使用してください。

なお,オンプレミス環境の場合にセッションフェイルオーバ機能を使用するときは,マニュアル「アプリケーションサーバ機能解説 拡張編」の「データベースセッションフェイルオーバ機能」を参照してください。

この節の構成を次の表に示します。

表2‒63 この節の構成(セッションマネージャの指定機能)

分類

タイトル

参照先

解説

セッションマネージャの指定機能の概要

2.22.1

設定

セッションマネージャの指定

2.22.2

セッションマネージャの指定機能で使用するプロパティ

2.22.3

セッションマネージャの指定機能(性能解析トレースおよびログ出力対応)

2.22.4

〈この節の構成〉