2.2.1 Webアプリケーションのデプロイとアンデプロイ
WAR形式のWebアプリケーションは,次のどちらかの方法でデプロイすることによって,実行可能な状態になります。
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WebアプリケーションをEAR形式にパッケージ化してアーカイブ形式のJ2EEアプリケーション,または展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションとしてインポートします。
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WARファイルまたはWARディレクトリを指定して,Webアプリケーションを単体でインポートします。
単体でインポートしたWebアプリケーションをWARアプリケーションといいます。WARアプリケーションについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「18.9 WARアプリケーション」を参照してください。
実行できるJ2EEアプリケーションの形式については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「18.2 実行できるJ2EEアプリケーションの形式」を参照してください。
複数のWebアプリケーションのデプロイを実行した場合,Webアプリケーションごとに独立のクラスローダが作成されます。このため,異なるWebアプリケーションで同一のクラス名のクラス(Loginサーブレットなど)を用いた場合でも,別々のクラスローダ上で独立に扱われます。
なお,J2EEアプリケーションとしてデプロイしたWebアプリケーションをアンデプロイする場合は,J2EEアプリケーションごとアンデプロイします。WAR単位でアンデプロイすることはできません。