8.1.3 アプリケーションの種類ごとにチューニングできる項目
チューニング項目は,アプリケーションの種類によって異なります。アプリケーションに含まれるコンポーネントごとのチューニング項目について,次に示します。
チューニング項目 |
利用できる機能 |
参照先 |
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Webコンテナのリクエスト処理スレッド数の最適化 |
Webコンテナのリクエスト処理スレッド数の制御 |
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同時実行数の最適化 |
Webアプリケーションでの同時実行スレッド数制御(Webコンテナ単位,Webアプリケーション単位,またはURLグループ単位) |
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データベースアクセス方法の最適化 |
コネクションプーリング |
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ステートメントプーリング |
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タイムアウトの設定 |
Webフロントシステムでのタイムアウトの設定 |
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J2EEアプリケーションのメソッド実行時間に対するタイムアウトの設定 |
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Webアプリケーションの動作の最適化 |
静的コンテンツとWebアプリケーションの配置の切り分け |
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静的コンテンツのキャッシュ |
チューニング項目 |
利用できる機能 |
参照先 |
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同時実行数の最適化 |
Stateless Session Beanのインスタンスプーリング |
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Stateful Session Beanのセッション制御 |
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Message-driven Beanのインスタンスプーリング |
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CTMによる同時実行数制御※(CTMを使用している場合) |
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Enterprise Beanの呼び出し方法の最適化 |
ローカルインタフェースの使用 |
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リモートインタフェースのローカル呼び出し最適化 |
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リモートインタフェースの参照渡し |
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データベースアクセス方法の最適化 |
コネクションプーリング |
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ステートメントプーリング |
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タイムアウトの設定 |
バックシステムでのタイムアウトの設定 |
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トランザクションタイムアウトの設定 |
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データベースでのタイムアウトの設定 |
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J2EEアプリケーションのメソッド実行時間に対するタイムアウトの設定 |
また,CTMを使用したシステムの場合に設定できる,CTMの動作のチューニング項目を次の表に示します。CTMは,アプリケーションがStateless Session Beanで構成されている場合に使用できます。
チューニング項目 |
利用できる機能 |
参照先 |
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CTMの動作の最適化 |
CTMドメインマネジャおよびCTMデーモンの稼働状態を監視する間隔のチューニング |
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負荷状況監視間隔のチューニング |
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CTMデーモンのタイムアウト閉塞の設定 |
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CTMで振り分けるリクエストの優先順位の設定 |