Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


付録K.3 タイムアウトの設定

XDM/RD E2のタイムアウトは,HiRDBのクライアント環境変数,またはDBコネクションサーバのコントロール空間起動制御文/サーバ空間起動制御文に設定します。

XDM/RD E2のタイムアウトを設定するチューニングパラメタを次の表に示します。

表K‒1 XDM/RD E2のタイムアウトを設定するチューニングパラメタ

タイムアウトの種類

設定個所

設定方法(パラメタ名)

設定内容

レスポンスタイムアウト

HiRDBクライアント環境変数

PDCWAITTIME

任意の値を指定します。※1

SQL実行CPU時間タイムアウト

DBコネクションサーバのコントロール空間起動制御文/サーバ空間起動制御文

SQLCTIME

任意の値を指定します。※2

SQL実行経過時間タイムアウト

DBコネクションサーバのコントロール空間起動制御文/サーバ空間起動制御文

SQLETIME

任意の値を指定します。※2

トランザクション経過時間タイムアウト

DBコネクションサーバのコントロール空間起動制御文/サーバ空間起動制御文

SVETIME

任意の値を指定します。※2

サーバ処理要求の間隔時間

DBコネクションサーバのコントロール空間起動制御文/サーバ空間起動制御文

SVINTERVAL

コネクションプーリング機能を使用する場合は,「0」を指定してください。※2

注※1

詳細については,マニュアル「HiRDB XDM/RD E2接続機能」を参照してください。

注※2

詳細については,マニュアル「VOS3 Database Connection Server」を参照してください。

タイムアウトの設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「8.6.6 データベースでのタイムアウトを設定する」を参照してください。