1.2.4 リソースアダプタを複数配置してマルチテナント対応するには
リソースアダプタを複数配置すると,データベースを共有(データベース数の増加を抑止)して,かつテナントごとにデータを分離させたいマルチテナントの構成に対応できます。リソースアダプタを複数配置してマルチテナント対応するWebフロントシステムは,リソースアダプタをJ2EEサーバに追加し,業務アプリケーションからリソースアダプタを参照するようにすると構築できます。
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システム構成例
リソースアダプタを複数配置してマルチテナントに対応したWebフロントシステムの構成例を次の図に示します。
図1‒7 リソースアダプタを複数配置してマルチテナントに対応したWebフロントシステムの構成例 -
実施する作業と作業の要否
リソースアダプタを複数配置してマルチテナントに対応したWebフロントシステムの構築時に実施する作業と作業の要否を次の表に示します。
- (凡例)
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○:必ず実施する作業です。
△:作業の実施条件を満たす場合に実施する作業です。
注※ このマニュアルで説明するシステム構成例では,データベースに接続することを前提としています。このため,この作業は必ず実施します。