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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


7.5.4 指定文字列の有無,または指定文字列の開始を調査する

マッピング元の文字列に指定した文字列が含まれているか,または指定した文字列で開始されているかを調査して,マッピング先にその論理値を代入します。

〈この項の構成〉

(1) 使用するファンクション

マッピング元の文字列に指定した文字列が含まれているか,または指定した文字列で開始されているかを調査して,マッピング先にその論理値を代入するには,文字列調査ファンクションを使用します。文字列調査ファンクションを使用した例を次に示します。

図7‒5 文字列調査ファンクションの使用例

[図データ]

(2) 設定手順

マッピング元の文字列を調査し,マッピング先に論理値を代入する手順を次に示します。

  1. パレットから文字列調査ファンクション(contain)を選択して,マッピングビューアに配置します。

  2. マッピング線を設定します。

  3. 次のどちらかの方法で[文字列調査]ダイアログを表示させます。

    • 文字列調査ファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。

    • 文字列調査ファンクションをダブルクリックします。

    [文字列調査]ダイアログが表示されます。

    [文字列調査]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.22 文字列調査ダイアログ」を参照してください。

  4. [入力]に変換元ノードが指定されている場合,その変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせたいとき,[ノード条件設定]ボタンをクリックします。

    [ノード条件設定]ダイアログが表示されます。

    ノード条件の設定方法については,「7.7 ノード条件を設定する」を参照してください。また,[ノード条件設定]ダイアログについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.11 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。

  5. [調査種別]に次のどちらかを選択します。

    • [調査文字列]で指定した文字列が含まれているか調査する場合

      「指定文字列を含む」を選択します。

    • [調査文字列]で指定した文字列で開始されているか調査する場合

      「指定文字列から開始」を選択します。

  6. [調査文字列]に調査対象となる文字列を指定します。

  7. [OK]ボタンをクリックします。