Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


7.7 ノード条件を設定する

マッピング元の変換元ノードに対して条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングします。変換元ノードに条件を設定することをノード条件の設定といいます。ノード条件の設定は,マッピング先によって設定を開始する方法が次のように異なります。

ノード条件を設定する手順を次に示します。

  1. [マッピング元設定]ダイアログまたは各ファンクションを設定するダイアログで,ノード条件を設定する変換元ノードを選択します。

  2. [ノード条件設定]ボタンをクリックします。

    [ノード条件設定]ダイアログが表示されます。

    [ノード条件設定]ダイアログには,[マッピング元設定]ダイアログで選択した変換元ノードとその祖先のノードが表示されます。ノード条件は,[ノード条件設定]ダイアログで表示されたすべてのノードに設定できます。

  3. ノード条件を設定するノードを選択して,[条件設定]ボタンをクリックします。

    [条件設定]ダイアログが表示されます。

  4. 条件を設定します。

    [条件]で設定する条件を次のラジオボタンから選択し,条件の詳細を設定します。

    • [boolean値を返すノードまたはファンクション]ラジオボタン

    • [条件式]ラジオボタン

    • [二つの条件の論理積・論理和]ラジオボタン

    設定した条件は,[生成する条件]に表示されます。

    なお,[条件]で変換元ノードまたはファンクションを指定する場合,次の変換元ノードまたはファンクションを指定してください。

    • 変換元ノード

      マッピング対象であり,かつ単純内容または属性のノード

    • ファンクション

      出力側にマッピング線が設定されていない制御系以外のファンクション

    注※

    マッピング対象については,「7.11.1 マッピング対象とマッピング対象外」を参照してください。

  5. [生成する条件]に表示された条件と反対の内容をノード条件としたい場合,[条件の否定をとる]チェックボックスにチェックします。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    [ノード条件設定]ダイアログの[条件]に,[条件設定]ダイアログで設定した条件が表示されます。

  7. ほかのノードのノード条件を設定する場合,手順3.〜手順6.を繰り返します。

  8. [ノード条件設定]ダイアログで,[OK]ボタンをクリックします。

    ノード条件が設定されます。

    [条件設定]ダイアログで設定した条件中に,マッピング元以外の変換元ノードまたはファンクションを指定した場合,その条件中の変換元ノードまたはファンクションとマッピング先の間にマッピング線[図データ](条件線)が設定されます。

ポイント

条件を設定した変換先ノードを選択すると,プロパティ領域の「マッピング元」に,設定したノード条件が表示されます。ノード条件は,条件を設定したノード名の後ろに角括弧([ ])で囲まれて表示されます。なお,条件として指定したノード([条件設定]ダイアログの[条件]で指定)が,条件を設定したノード([ノード条件設定]ダイアログで指定)の子孫ノードの場合,条件を設定したノードからの相対パスが表示されます。それ以外は絶対パスが表示されます。

[図データ]