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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


17.6.3 設定ファイルの編集

運用管理エージェントやManagement Server,HTTP Serverなどの各種定義ファイルを設定します。ここでは,HAモニタと連携する場合に注意が必要なファイルの設定について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 運用管理エージェントの設定

adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)に設定する項目のうち,HAモニタと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,adminagent.propertiesについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.1 adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)」を参照してください。

(2) HTTP Serverの設定(Webサーバと連携する場合)

httpsd.conf(HTTP Server定義ファイル)に設定する項目のうち,HAモニタと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,httpsd.confファイルの各ディレクティブについては,マニュアル「HTTP Server」を参照してください。

(3) スマートエージェントの設定(CTMを利用する場合)

Management Serverとの連携でCTMを利用する場合には,次のファイルを編集する必要があります。

(4) Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)の設定

現用系と予備系のrootのホームディレクトリに,Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)のクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)を用意し,Management Serverの管理ユーザのユーザIDとパスワードを設定してください。また,クライアント側定義ファイルには適切なアクセス権限を設定してください。

このファイルは,運用管理エージェントのプロセスを監視するスクリプト,運用管理エージェントと論理サーバを起動および停止するスクリプトで,mngsvrutilコマンドを実行する際に使用します。

なお,mngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.14 .mngsvrutilrc(mngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル)」を参照してください。