Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


2.1 この章の構成

ネーミング管理は,J2EEサービスで提供されている機能の一つです。J2EEサービスは,J2EEコンテナの部品機能として利用される機能です。

ネーミング管理の機能と参照先を次の表に示します。

表2‒1 ネーミング管理の機能と参照先

機能

参照先

ネーミング管理の概要

2.2

JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ

2.3

Portable Global JNDI名でのルックアップ

2.4

HITACHI_EJBから始まる名称でのルックアップ

2.5

Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)

2.6

ラウンドロビンポリシーによるCORBAネーミングサービスの検索

2.7

ネーミング管理機能でのキャッシング

2.8

ネーミングサービスの障害検知

2.9

CORBAネーミングサービスの切り替え

2.10

EJBホームオブジェクトリファレンスの再利用(EJBホームオブジェクトへの再接続機能)

2.11

注※ ルックアップには何種類かの方法があります。ルックアップ名称および方法については,「2.3.1 ルックアップで使用する名称の種類」を参照してください。