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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


2.8 ネーミング管理機能でのキャッシング

J2EEサービスのネーミング管理機能には,キャッシング機能があります。キャッシング機能とは,JNDIを介してEJBホームオブジェクトリファレンスを検索した場合に,該当オブジェクトをキャッシュに一時的に保存し,以降,同一のオブジェクトを検索するときには,キャッシュに保存されたオブジェクトを返す機能です。

この節では,キャッシングの流れ,およびキャッシュ領域のクリアについて説明します。

なお,ネーミング管理機能でのキャッシングをするための設定は,J2EEサーバまたはEJBクライアントアプリケーションのプロパティとして設定します。

この節の構成を次の表に示します。

表2‒34 この節の構成(ネーミング管理機能でのキャッシング)

分類

タイトル

参照先

解説

キャッシングの流れ

2.8.1

ネーミングで使用したキャッシュのクリア

2.8.2

設定

キャッシング機能を使用するための設定

2.8.3

注意事項

ネーミングでのキャッシングの注意事項

2.8.4

注 「実装」および「運用」について,この機能固有の説明はありません。

〈この節の構成〉