2.2.5 バーボースログ（出力ディレクトリとファイル名）
ここでは，バーボースログの出力ディレクトリとファイル名について説明します。
バーボースログの出力ファイルは，osagentのプロセスごとにhvmgteeコマンドを使用して作成されます。出力ディレクトリ，ファイル名を次の表に示します。
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項目名 |
説明 |
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出力ディレクトリ |
${VBROKER_ADM}/../log/hgttrc |
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ファイル名 |
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バーボースログの出力ファイルはプロセスごとに二つ作成され，スワップさせながら使用します。ファイルの上限サイズは，定義句HVI_GTEE_FILESIZEで指定できます。最後にバーボースログを出力したあとの出力ファイルのサイズが，定義句HVI_GTEE_FILESIZEの指定値を超えた場合，または，osagentに対してlimitなどで制限したファイルサイズを超えた場合にスワップします。
osagentが正常終了した場合，またはSIGINT，もしくはSIGTERMを受信した場合，hvmgteeコマンドは正常終了し，終了前に出力されていたログ（スワップしたファイルも含む）は，compressコマンドを使用して圧縮されます。圧縮されたファイルは，ファイル名が<hvmgteeコマンドが出力したファイル名>.Zに変更されます。また，圧縮後のファイル名と同じファイルが同一ディレクトリに存在した場合はそのファイルを上書きします。定義句HVI_GTEE_LOGPRESSで，ファイルを圧縮するかどうかを指定できます。
バーボースログのファイル数は，定義句HVI_GTEE_FILECOUNTで上限値を指定できます。osagentに-gオプションを指定して起動したときに，<既存のログファイル※1数> ＋2が上限値を超えていると，上限値を超えた数だけ，既存のログファイルを更新日付の古いものから削除します。
なお，以下の場合は，上限値を超えるログファイルが出力されることがあります。
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osagentに-gオプションを指定して複数同時に起動する場合
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osagentに-gオプションを指定して起動したときに，起動したosagentと同じプロセスIDのログファイル（圧縮されたファイルのみ）が既に存在している場合
- 注※1
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起動するosagentと同じプロセスIDのログファイル（圧縮されたファイルも含む）は，既存のログファイルに含まれません。
定義句については，「2.9.5 バーボースログ（定義句）」を参照してください。