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TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド


2.9.5 バーボースログ(定義句)

バーボースログに関する定義句の詳細について説明します。

〈この項の構成〉

(1) HVI_GTEE_INTERVAL

〜<符号なし整数> ((0〜14515200)) <<180>> (単位:秒)

hvmgteeコマンドの稼働中に定義ファイルを読み取る間隔を設定します。

"0"を設定した場合,定義ファイルは読み取りません。そのため,"0"を設定したあと再び読み取りを有効にするためには,osagentの再起動が必要です。この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。

使用言語

UNIX版osagent限定

(2) HVI_GTEE_OUTPUT

〜<文字列> { DISPLAY|FILE|ALL|OFF } <<FILE>>

hvmgteeコマンドを経由したデータの画面出力およびファイル出力をするかどうかを設定します。この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。

使用言語

UNIX版osagent限定

(3) HVI_GTEE_FILESIZE

〜<符号なし整数> ((1〜524288)) <<10240>>(単位:キロバイト)

バーボーズログの出力ファイルの上限サイズを設定します。

ファイルにログ出力されるときに,ファイルのサイズがチェックされます。そのときに,すでにこの設定値を超えていると,もう一つのファイルにスワップします。

この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。

使用言語

UNIX版osagent限定

(4) HVI_GTEE_LOGPRESS

〜<文字列> { true|false|Y|N } <<true>>

hvmgteeコマンドが正常終了したとき,またはSIGINT,もしくはSIGTERMを受信して終了したときまでに,出力していたログファイルを圧縮するかどうかを設定します。この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。

設定値"Y"および"N"は,下位互換のために使用することはできますが,設定値"true"および"false"の使用を推奨します。

使用言語

UNIX版osagent限定

(5) HVI_GTEE_FILECOUNT

〜<符号なし整数> ((2〜64)) <<4>>

同一モジュールのログファイル数の上限値を設定します。

ファイル数の上限値の変更はhvmgteeコマンドの起動時だけ有効とし,hvmgteeコマンドの稼働中の変更は無効となります。

使用言語

UNIX版osagent限定