Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
環境の構築後,N対1クラスタを構成する実行環境をセットアップします。
N対1クラスタ構成時の実行環境のセットアップの流れを次に示します。
図2-11 N対1クラスタ構成の場合のセットアップの流れ
図中の各工程について次に説明します。なお,N対1クラスタ構成での運用については,「5.7.2 HAクラスタ構成での運用」を参照してください。
セットアップ前に,次の作業を行います。次の作業は,実行系および待機系でそれぞれ行います。
実行環境(待機系)のセットアップ手順については,「2.6.2(2) 実行環境(待機系)のセットアップ」を参照してください。
実行環境(実行系)のセットアップ手順については,「2.6.2(3) 実行環境(実行系)のセットアップ」を参照してください。
HAクラスタ構成の場合,クラスタソフトウェアを設定します。
クラスタソフトウェアの設定方法については,「2.6.2(4) クラスタソフトウェアの設定」を参照してください。
ロードバランスクラスタを構成しているすべてのHCSCサーバへサービス部品の実行要求を送信するように設定します。
CTMを使用する場合,すべてのHCSCサーバでCTMドメインマネジャ名およびスマートエージェントのポート番号を同じ値に設定する必要があります。
汎用ロードバランサの設定方法については,使用する汎用ロードバランサのドキュメントを参照してください。
すべてのHCSCサーバの標準受付を開始します。標準受付の開始方法については,「5.3.9 標準受付を開始する」を参照してください。
ロードバランサを接続し,使用できる状態にします。CTMを使用する場合はこの手順は不要です。
汎用ロードバランサの接続開始方法については,使用する汎用ロードバランサのドキュメントを参照してください。
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