Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
表形式XMLファイルを作成する方法には,あらかじめ表形式XMLスキーマ定義ファイルの各要素がExcelに対応づけられたテンプレートファイルを利用する場合と,表形式XMLスキーマ定義ファイルを基に独自に要素を対応づける場合の2種類があります。
- 参考
- テンプレートファイルには,あらかじめ次の設定がされています。
- オブジェクトごとにシートを分けて要素が対応づけられています。
- 必須項目には項目名の先頭にアスタリスク(*)が付けられています。必須項目は,定義するすべての行で,値を設定する必要があります。空の場合は,エラーとなります。
- 項目の値が固定値で制約されている場合("y"と"n"のどちらかしか入力できない項目など)は,データの入力規則が設定され,リストから値を選択できます。
それぞれの場合の作成手順を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) テンプレートファイルを利用する場合
- (2) 表形式XMLスキーマ定義ファイルを基に要素を対応づける場合
(1) テンプレートファイルを利用する場合
- テンプレートファイル(dt_import_template.xlsx)をコピーして,任意の名称で保存します。
テンプレートファイル(dt_import_template.xlsx)の格納場所は「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\resources\dt_import」です。
- Microsoft Office Excelを起動して,コピーしたファイルを開きます。
- XML要素の対応づけをしたセルに,ファンクションやマッピング線を定義します。
定義方法の詳細は,「6.12.2 マッピング定義の設定」を参照してください。
- [開発]タブの[エクスポート]ボタンをクリックし,XML形式でファイルを保存します。
定義内容が表形式XMLファイルとしてエクスポートされます。
(2) 表形式XMLスキーマ定義ファイルを基に要素を対応づける場合
- Microsoft Office Excelを起動します。
- [開発]タブの[ソース]ボタンを選択します。
[XMLソース]作業ウィンドウが表示されます。
- [XMLソース]作業ウィンドウの[XMLの対応付け...]ボタンをクリックします。
[XMLの対応付け]ダイアログが表示されます。
- [追加]ボタンをクリックし,表形式XMLスキーマ定義ファイル(dt_import_mapping.xsd)を追加します。
表形式XMLスキーマ定義ファイル(dt_import_mapping.xsd)の格納先は「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\resources\dt_import」です。
[XMLソース]作業ウィンドウにスキーマがツリー表示されます。
作業時にエラーメッセージが表示された場合は,「6.15 Excelを利用したマッピング定義時の注意事項」を参照して対処してください。
- 「***Objects」または「Namespaces」の要素部分をセルにドラッグ&ドロップします。※
ドラッグ&ドロップした要素部分のデータを編集できるようになります。
- 注※
- 要素を対応づけるときは,オブジェクト(CopyやConcatenateなど)ごとにシートを分けてください。同じシートに複数の要素を設定すると,マッピング定義を正しくインポートできません。
- XML要素の対応づけをしたセルに,ファンクションやマッピング線を定義します。
定義方法の詳細は,「6.12.2 マッピング定義の設定」を参照してください。
- [開発]タブの[エクスポート]ボタンをクリックし,XML形式でファイルを保存します。
定義内容が表形式XMLファイルとしてエクスポートされます。
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