Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
マッピング定義エディタでデータ変換定義ファイルを作成する際,変換先スキーマにXMLスキーマ(拡張子:xsd)を指定している場合は,マッピング対象のノードを限定することができます。この機能は,ファイル操作アダプタの変換オペレーションの出力ファイルがXML形式の場合にだけ使用します。
操作手順を次に示します。
- マッピング定義エディタを起動します。
マッピング定義エディタの起動方法については,「6.3.1(1)(b) Eclipseのメニューから表示する場合」を参照してください。
- 変換先スキーマツリービューアでレコードとして扱う変換先ノードの要素(単純内容要素または複合内容要素)を右クリックします。
ポップアップメニューが表示されます。
- ポップアップメニューから[子孫ノードを含めてマッピング対象にする]を選択します。
設定した要素とその子孫要素以外の変換先ノードが非活性になります。
設定した要素とその子孫要素以外の変換先ノードにマッピング線が接続されている場合は確認ダイアログが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると,変換先ノードに接続されているマッピング線が削除されたあと,設定した要素とその子孫要素以外の変換先ノードが非活性になります。
非活性となった変換先ノードは,マッピング線が接続されていなくても検証時にエラーとなりません。
- 注意
- レコードとして扱う要素のパスはファイル操作アダプタ定義ファイルで指定してください。ファイル操作アダプタ定義ファイルの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「ファイル操作アダプタ定義ファイル」を参照してください。
- ルート要素を再選択した場合,[子孫ノードを含めてマッピング対象にする]の設定はリセットされます。
- マッピング定義をコピーした場合,[子孫ノードを含めてマッピング対象にする]を設定した状態はコピー先のマッピング定義に引き継がれます。
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