Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド
付録E.5 J2EEアプリケーション管理
ここでは,運用管理ドメイン内の論理J2EEサーバへのJ2EEアプリケーションのインポート,およびインポートしたJ2EEアプリケーションの開始,停止,世代回復などをする次の画面の機能概要,表示手順,操作手順,画面詳細について説明します。
- [J2EEアプリケーションの開始/停止]画面
- [J2EEアプリケーションの開始]画面
- [J2EEアプリケーションの停止]画面
- [J2EEアプリケーションのインポート]画面
- [J2EEアプリケーションの世代回復]画面
- [J2EEアプリケーションの削除]画面
- [J2EEアプリケーションのログの表示]画面
J2EEサーバクラスタの場合,クラスタを構成しているすべてのJ2EEサーバに同様の操作を実行します。J2EEサーバクラスタにJ2EEサーバが登録されていない場合にはエラー画面が表示されます。
- J2EEアプリケーションのインポート履歴について
- Management Serverでは,J2EEアプリケーションのインポート履歴を管理しています。インポート履歴は,同じ名称のJ2EEアプリケーションに対して,インポートした時刻を基に5バージョンまで世代管理されます。
- 運用管理ポータルを使用して,以前インポートしたバージョンに戻したり(世代回復),同じJ2EEアプリケーション名を持つ新しいバージョンをインポートしたり(更新インポート)できます。
- 操作の排他制御について
- J2EEアプリケーションに対して,同時に複数の操作を実行できません。このため,ほかの操作が実行中であることを示すメッセージが表示される場合があります。この場合,ほかの操作が終了したことを確認してから,再度操作してください。
- <この項の構成>
- (1) J2EEアプリケーションの開始
- (2) J2EEアプリケーションの停止
- (3) J2EEアプリケーションのインポート
- (4) J2EEアプリケーションの世代回復
- (5) J2EEアプリケーションの削除
- (6) ログの表示(論理サーバのアプリケーション管理)
[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面を次の図に示します。
図E-5 [J2EEアプリケーションの開始/停止]画面
論理J2EEサーバにインポートしたJ2EEアプリケーションを開始します。J2EEアプリケーションの開始操作は,J2EEアプリケーションのステータスに関係なく実行できます。
J2EEアプリケーションがすでに稼働しているとき,開始操作の実行結果は「失敗」と表示されますが,J2EEアプリケーションは稼働したままとなります。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- [開始/停止]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- 開始するJ2EEアプリケーションの[開始]アンカーをクリックします。
[J2EEアプリケーションの開始]画面のステータス一覧に,J2EEサーバにインポートされているJ2EEアプリケーションのステータスが表示されます。[J2EEアプリケーションの開始]画面を次の図に示します。
図E-6 [J2EEアプリケーションの開始]画面
- 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示され,処理が終了すると[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
- 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
- [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
- [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。原因を取り除き,[開始/停止]タブをクリックして再度実行します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
●[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面
- 操作
- [開始]アンカー
- J2EEアプリケーションを開始するための[J2EEアプリケーションの開始]画面が表示されます。
- [停止]アンカー
- J2EEアプリケーションを停止するための[J2EEアプリケーションの停止]画面が表示されます。
- アプリケーション名
- 論理J2EEサーバにインポートされた通常モードのアプリケーション名が表示されます。
- ステータス
- 不明
J2EEサーバに対する該当J2EEアプリケーションのステータスが確認できない場合に表示されます。「論理サーバの環境設定」のJ2EEサーバの設定で,運用監視をしない設定にしているJ2EEサーバについては,J2EEアプリケーションのステータスに「不明」が表示されます。なお,「不明」は,[J2EEサーバの基本設定]画面の「運用監視エージェントの設定」で「運用監視」を「しない」に設定している場合,またはJ2EEサーバもしくはクラスタ内のJ2EEサーバが稼働状態ではない場合に表示されます。
- 稼働
サービス稼働状態の場合に表示されます。
- 停止
上記以外の場合に表示されます。
- インポート時刻
- 論理J2EEサーバへのインポート,または世代回復が完了した時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 登録時刻
- J2EEアプリケーションが登録された時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 説明
- 登録されているJ2EEアプリケーションの説明が表示されます。
●[J2EEアプリケーションの開始]画面
- 論理J2EEサーバ名
- 論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
- ホスト名
- J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
- ステータス
- 不明
J2EEサーバに対する該当J2EEアプリケーションのステータスが確認できない場合に表示されます。「論理サーバの環境設定」のJ2EEサーバの設定で,運用監視をしない設定にしているJ2EEサーバについては,J2EEアプリケーションのステータスに「不明」が表示されます。なお,「不明」は,[J2EEサーバの基本設定]画面の「運用監視エージェントの設定」で「運用監視」を「しない」に設定している場合,またはJ2EEサーバもしくはクラスタ内のJ2EEサーバが稼働状態ではない場合に表示されます。
- 稼働
サービス稼働状態の場合に表示されます。
- 停止
上記以外の場合に表示されます。
- メッセージ
- ステータスが「不明」の場合,メッセージが表示されます。
- [はい]ボタン
- J2EEアプリケーションを開始します。
- [いいえ]ボタン
- [開始/停止]タブに戻ります。
論理J2EEサーバにインポートしたJ2EEアプリケーションを停止します。J2EEアプリケーションの停止操作は,J2EEアプリケーションのステータスに関係なく実行できます。
J2EEアプリケーションがすでに停止しているとき,停止操作の実行結果は「失敗」と表示されますが,J2EEアプリケーションは停止されたままとなります。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- [開始/停止]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- 停止するJ2EEアプリケーションの[停止]アンカーをクリックします。
[J2EEアプリケーションの停止]画面のステータス一覧に,J2EEサーバにインポートされているJ2EEアプリケーションのステータスが表示されます。[J2EEアプリケーションの停止]画面を次の図に示します。
図E-7 [J2EEアプリケーションの停止]画面
- 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示され,処理が終了すると[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
- 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
- [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
- [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。原因を取り除き,[開始/停止]タブをクリックして再度実行します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
●[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面
[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面については,「付録E.5(1)(d) 画面詳細」を参照してください。
●[J2EEアプリケーションの停止]画面
- 論理J2EEサーバ名
- 論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
- ホスト名
- J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
- ステータス
- 不明
J2EEサーバに対する該当J2EEアプリケーションのステータスが確認できない場合に表示されます。「論理サーバの環境設定」のJ2EEサーバの設定で,運用監視をしない設定にしているJ2EEサーバについては,J2EEアプリケーションのステータスに「不明」が表示されます。なお,「不明」は,[J2EEサーバの基本設定]画面の「運用監視エージェントの設定」で「運用監視」を「しない」に設定している場合,またはJ2EEサーバもしくはクラスタ内のJ2EEサーバが稼働状態ではない場合に表示されます。
- 稼働
サービス稼働状態の場合に表示されます。
- 停止
上記以外の場合に表示されます。
- メッセージ
- ステータスが「不明」の場合,メッセージが表示されます。
- [はい]ボタン
- J2EEアプリケーションを停止します。
- [いいえ]ボタン
- [開始/停止]タブに戻ります。
[J2EEアプリケーションのインポート]画面を次の図に示します。
図E-8 [J2EEアプリケーションのインポート]画面
論理J2EEサーバにJ2EEアプリケーションをインポートします。
同じ名称のJ2EEアプリケーションがすでにインポートされている場合は,インポート済みのJ2EEアプリケーションを削除して,指定したJ2EEアプリケーションをインポート(更新)します。この更新インポート操作によって,J2EEアプリケーションのインポート履歴も更新されます。削除されたJ2EEアプリケーションは,過去のバージョンとしてインポート履歴で管理され,世代回復操作で過去のバージョンに戻すこともできます。
新規インポート操作で,すでにJ2EEアプリケーションがある場合,新規インポート操作の実行結果は「失敗」と表示されますが,J2EEアプリケーションのインポート履歴は変更されません。
J2EEサーバクラスタの場合,クラスタを構成しているすべてのJ2EEサーバに対してインポートが成功したときに,実行結果は「成功」と表示されます。一つでも失敗すると「失敗」と表示されます。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- [インポート]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- インポートするJ2EEアプリケーションの[新規]アンカーまたは[更新]アンカーをクリックします。
[新規]アンカーをクリックすると,[J2EEアプリケーションの新規インポート]画面が,[更新]アンカーをクリックすると[J2EEアプリケーションの更新インポート]画面が表示されます。各画面にはJ2EEアプリケーションの詳細が表示されます。[J2EEアプリケーションの新規インポート]画面を次の図に示します。
図E-9 [J2EEアプリケーションの新規インポート]画面
[J2EEアプリケーションの更新インポート]画面を次の図に示します。
図E-10 [J2EEアプリケーションの更新インポート]画面
- 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示され,処理が終了すると[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
- 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
- [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
- [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。
原因を取り除き,[インポート]タブをクリックして再度実行します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
●[J2EEアプリケーションのインポート]画面
- 操作
- J2EEアプリケーションをインポートするための確認画面を表示します。
- [新規]アンカー
- 同じ名称のJ2EEアプリケーションがインポートされていない場合に表示されます。クリックすると,[J2EEアプリケーションの新規インポート]画面が表示されます。
- [更新]アンカー
- 同じ名称のJ2EEアプリケーションの別バージョンがすでにインポートされている場合に表示されます。クリックすると,インポート済みのJ2EEアプリケーションの別バージョンが削除され,[J2EEアプリケーションの更新インポート]画面が表示されます。
- ただし,インポート済みのJ2EEアプリケーションが展開ディレクトリ形式のアプリケーションの場合,そのJ2EEアプリケーションは更新できません。
- アプリケーション名
- 登録されているJ2EEアプリケーションの表示名が表示されます。
- 登録時刻
- J2EEアプリケーションが登録された時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 説明
- 登録されているJ2EEアプリケーションの説明が表示されます。
●[J2EEアプリケーションの新規インポート]画面
- [はい]ボタン
- J2EEアプリケーションを論理J2EEサーバにインポートします。結果確認画面が表示されます。
- [いいえ]ボタン
- [J2EEアプリケーションのインポート]画面に戻ります。
●[J2EEアプリケーションの更新インポート]画面
- [はい]ボタン
- インポート済みのJ2EEアプリケーションを削除し,指定したJ2EEアプリケーションをインポートします。結果確認画面が表示されます。
- [いいえ]ボタン
- [J2EEアプリケーションのインポート]画面に戻ります。
[J2EEアプリケーションの世代回復]画面を次の図に示します。
図E-11 [J2EEアプリケーションの世代回復]画面
インポート済みの停止しているJ2EEアプリケーションを世代回復します。世代回復とは,インポートされているバージョンを,一つ前にインポートされていたバージョンに戻すことです。J2EEアプリケーションのインポート履歴は,J2EEアプリケーションごとに5個保存します。
世代回復操作で,該当J2EEアプリケーションが稼働中の場合,世代回復操作の実行結果は「失敗」と表示され,世代回復はされません。該当J2EEアプリケーションがすでになかった場合,指定されたJ2EEアプリケーションがそのままインポートされ,実行結果は「成功」と表示されます。
操作に失敗した場合,世代回復前のJ2EEアプリケーションが削除されてしまうことがあります。この場合,再度同一の世代回復操作を実施する必要があります。
J2EEサーバクラスタの場合,クラスタを構成しているすべてのJ2EEサーバに対して世代回復が成功したときに,世代回復操作の実行結果は「成功」と表示されます。一つでも失敗すると「失敗」と表示されます。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- [世代回復]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- 世代回復するJ2EEアプリケーションの[回復]アンカーをクリックします。
J2EEアプリケーションの世代回復確認画面に,J2EEアプリケーションの詳細が表示されます。
図E-12 世代回復確認画面
- 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示され,処理が終了すると[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
- 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
- [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
- [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。原因を取り除き,[世代回復]タブをクリックして再度実行します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
●[J2EEアプリケーションの世代回復]画面
- 操作
- [回復]アンカー
- 世代回復するJ2EEアプリケーションを選択するための世代回復確認画面が表示されます。履歴がない場合は文字だけが表示されます。
- アプリケーション名
- 登録されているJ2EEアプリケーションの表示名が表示されます。
- インポート時刻
- 論理J2EEサーバへのインポート,または世代回復が完了した時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 登録時刻
- J2EEアプリケーションが登録された時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 説明
- 登録されているJ2EEアプリケーションの説明が表示されます。
●世代回復確認画面
- アプリケーション名
- 操作の対象となる,アプリケーション名が表示されます。
- インポートしているバージョン
- 現在,論理J2EEサーバにインポートしているJ2EEアプリケーションのバージョン情報が表示されます。
- 一つ前のバージョン
- 論理J2EEサーバに,一つ前にインポートしていた,J2EEアプリケーションのバージョン情報が表示されます。
- [はい]ボタン
- 一つ前のバージョンに回復します。結果確認画面が表示されます。
- [いいえ]ボタン
- [J2EEアプリケーションの世代回復]画面に戻ります。
[J2EEアプリケーションの削除]画面を次の図に示します。
図E-13 [J2EEアプリケーションの削除]画面
インポート済みの停止しているJ2EEアプリケーションを削除します。削除操作が正常に終了した場合,該当論理J2EEサーバからJ2EEアプリケーションのインポート履歴も削除されます。
同一J2EEアプリケーションの別バージョンをインポートし,インポート履歴を残す場合は,削除ではなく,更新操作をする必要があります。これによって,J2EEアプリケーションのインポート履歴が更新されます。更新操作については,「付録E.5(3) J2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。
J2EEサーバクラスタの場合,クラスタを構成しているすべてのJ2EEサーバに対して削除が成功したときに,削除操作の実行結果は「成功」と表示されます。一つでも失敗すると「失敗」と表示されます。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- [削除]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- 削除するJ2EEアプリケーションの[削除]アンカーをクリックします。
J2EEアプリケーションの削除確認画面に,J2EEアプリケーションの詳細が表示されます。
図E-14 削除確認画面(J2EEアプリケーションの削除)
- 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示され,処理が終了すると[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
- 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
- [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
- [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。
原因を取り除き,[削除]タブをクリックして再度実行します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
●[J2EEアプリケーションの削除]画面
- 操作
- [削除]アンカー
- 論理J2EEサーバから削除するJ2EEアプリケーションを選択するための削除確認画面が表示されます。
- アプリケーション名
- 登録されている通常モードのJ2EEアプリケーションの表示名が表示されます。
- ステータス
- 不明
J2EEサーバに対する該当J2EEアプリケーションのステータスが確認できない場合に表示されます。「論理サーバの環境設定」のJ2EEサーバの設定で,運用監視をしない設定にしているJ2EEサーバについては,J2EEアプリケーションのステータスに「不明」が表示されます。なお,「不明」は,[J2EEサーバの基本設定]画面の「運用監視エージェントの設定」で「運用監視」を「しない」に設定している場合,またはJ2EEサーバもしくはクラスタ内のJ2EEサーバが稼働状態ではない場合に表示されます。
- 稼働
サービス稼働状態の場合に表示されます。
- 停止
上記以外の場合に表示されます。
- インポート時刻
- 論理J2EEサーバへのインポート,または世代回復が完了した時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 登録時刻
- J2EEアプリケーションが登録された時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 説明
- 登録されているJ2EEアプリケーションの説明が表示されます。
●削除確認画面
- アプリケーション名
- 削除するアプリケーション名が表示されます。
- インポート時刻,登録時刻,説明
- 現在,論理J2EEサーバにインポートしているJ2EEアプリケーションの各情報が表示されます。
- [はい]ボタン
- J2EEアプリケーションを論理J2EEサーバから削除します。結果確認画面が表示されます。
- [いいえ]ボタン
- [J2EEアプリケーションの削除]画面に戻ります。
[ログの表示]画面を次の図に示します。
図E-15 [ログの表示]画面(論理サーバのアプリケーション管理)
運用管理ドメイン内のすべての論理J2EEサーバで出力された,J2EEアプリケーション,およびリソースアダプタにかかわる実行結果を,ログとして一覧で参照できます。
ログは[論理サーバのアプリケーション管理]内の[ログの表示]タブから表示できますが,どこから表示しても内容は同一です。
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- [ログの表示]タブをクリックします。
画面での操作手順を次に示します。
- 画面の内容を更新する場合は,[最新の情報に更新]アンカーをクリックします。
画面が最新の情報に更新されます。
画面は時間の経過とともに変わります。常に最新の状態で参照してください。更新間隔を変更したい場合は,「7.4.1 画面自動更新の設定」を参照してください。
画面には,J2EEアプリケーションに対して行った,開始や停止などの処理結果が表示されます。これらのログから,処理実行時に発生したエラーの原因を知ることができます。
[ログの表示]画面に出力されるログについては,「7.4.2 ログの出力形式」を参照してください。
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