Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド
ここでは,システムの停止の流れの中での,構成ソフトウェアの各種プロセスと,リソースアダプタやJ2EEアプリケーションの停止方法について説明します。
運用管理コマンド(mngsvrutil)および構成ソフトウェアのプロセスの停止で使用するコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」を参照してください。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,J2EEアプリケーションの停止方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <サーバ名> stop app <J2EEアプリケーション名> |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 stop app App01
リソースの停止方法について説明します。運用管理ポータルを使用するとリソースアダプタを停止できます。運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用すると,リソースアダプタおよびJavaBeansリソースを停止できます。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <サーバ名> stop resAdapter <リソースアダプタ名> |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 stop resAdapter resadapter01
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <サーバ名> stop resJavaBeans <JavaBeansリソース名> |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 stop resJavaBeans javabeans01
論理サーバの停止方法について説明します。
論理サーバは,運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して停止します。論理サーバは運用管理ドメイン単位に一括停止したり,ホスト単位に一括停止したり,個別の論理サーバ単位に停止したりすることができます。
運用管理ポータルを使用する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」の画面から起動してください。運用管理コマンドを使用する場合,サブコマンド「stop」を指定して実行してください。
なお,論理サーバを停止しても,論理サーバの停止処理が完了しない場合があります。この場合,論理サーバを強制的に停止する必要があります。論理サーバを強制停止する場合,個別の論理サーバの停止画面で[強制停止]ボタンを使用して停止します。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンドでの論理サーバの停止方法について(a)〜(c)で説明します。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,運用管理ドメイン内のすべての論理サーバを一括停止する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> stop allServers |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 stop allServers
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,ホスト内のすべての論理サーバを一括停止する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <ホスト名> -k host stop server |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t host01 -k host stop server
J2EEアプリケーションを停止する前にWebサーバを停止する場合などに,論理サーバを個別に停止します。運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを個別に停止する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <論理サーバ名> stop server |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 stop server
Management Serverの運用管理ポータルからログアウトします。ログアウト方法については,「7.1.3 ログアウト」を参照してください。
Management Serverは次のどれかの方法で停止します。
それぞれの停止方法について説明します。
Windowsでは,Management Serverはサービスとして登録されます。サービス名称は「Cosminexus Management Server」です。通常のサービスの停止と同様の操作で停止してください。
UNIXの場合,ホストの停止と同時にManagement Serverを自動停止できます。自動停止の設定方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「2.6.5 自動停止の設定」を参照してください。
Management Serverをコマンドラインから停止する手順をOS別に次に示します。
Management Serverは,mngsvrctlコマンドで引数「stop」を指定して停止します。mngsvrctlコマンドはAdministrator権限のあるユーザが実行してください。-syncオプションを指定すると,コマンドの処理とManagement Serverの停止処理は同期実行されます。同期実行時には,コマンドを実行してからManagement Serverが停止するまでの待ち時間(同期実行のタイムアウト時間)を指定できます。
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\bin\mngsvrctl stop -sync -timeout <同期実行のタイムアウト時間> |
Management Serverは,mngsvrctlコマンドで引数「stop」を指定して停止します。mngsvrctlコマンドはroot権限のあるユーザが実行してください。-syncオプションを指定すると,コマンドの処理とManagement Serverの停止処理は同期実行されます。同期実行時には,コマンドを実行してからManagement Serverが停止するまでの待ち時間(同期実行のタイムアウト時間)を指定できます。
/opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl stop -sync -timeout <同期実行のタイムアウト時間> |
運用管理エージェントは,次のどれかの方法で停止します。
それぞれの停止方法について説明します。
Windowsでは,運用管理エージェントはサービスとして登録されます。サービス名称は「Cosminexus Management Server - Administration Agent」です。通常のサービスの停止と同様の操作で停止してください。
UNIXの場合,ホストの停止と同時に運用管理エージェントを自動停止できます。自動停止の設定方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「2.6.5 自動停止の設定」を参照してください。
運用管理エージェントをコマンドラインから停止する手順をOS別に次に示します。
運用管理エージェントは,adminagentctlコマンドで引数「stop」を指定して停止します。adminagentctlコマンドはAdministrator権限のあるユーザが実行してください。-syncオプションを指定すると,コマンドの処理と運用管理エージェントの停止処理は同期実行されます。同期実行時には,コマンドを実行してから運用管理エージェントが停止するまでの待ち時間(同期実行のタイムアウト時間)を指定できます。
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\bin\adminagentctl stop -sync -timeout <同期実行のタイムアウト時間> |
運用管理エージェントは,adminagentctlコマンドで引数「stop」を指定して停止します。adminagentctlコマンドはroot権限のあるユーザが実行してください。-syncオプションを指定すると,コマンドの処理と運用管理エージェントの停止処理は同期実行されます。同期実行時には,コマンドを実行してから運用管理エージェントが停止するまでの待ち時間(同期実行のタイムアウト時間)を指定できます。
/opt/Cosminexus/manager/bin/adminagentctl stop -sync -timeout <同期実行のタイムアウト時間> |
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