Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

5.3.3 サブディレクトリ専有モードの場合のシステムログの出力先

EJBクライアントアプリケーションのシステムログは,ejbserver.client.log.directoryキーに指定したディレクトリ下の,EJBクライアントアプリケーションのプロセス単位に作成されるサブディレクトリ下に格納されます。EJBクライアントアプリケーションのプロセス単位のサブディレクトリは,ejbserver.client.log.directoryキーに指定したディレクトリ下の,ejbserver.client.ejb.logキーに指定したディレクトリ下に作成されます。デフォルトでは,「<製品のインストールディレクトリ>\CC\client\logs\ejb」(Windowsの場合),または「/opt/Cosminexus/CC/client/logs/ejb」(UNIXの場合)の下にサブディレクトリが作成されます。

EJBクライアントアプリケーションのシステムログ出力先のサブディレクトリ名を次に示します。

表5-7 EJBクライアントアプリケーションのシステムログ出力先のサブディレクトリ名

コマンド名 サブディレクトリ名
vbjコマンド cjcl<日時>_<プロセスID>

<日時>には,EJBクライアントアプリケーションを開始した日時が「mddhhmmssmmm」の形式で表示されます。日時に表示される項目は次のとおりです。なお,月以外は10進数で表示されます。
m:月(16進数) dd:日付 hh:時間 mm:分 ss:秒 mmm:ミリ秒

EJBクライアントアプリケーションのシステムログ出力先のディレクトリ構成例を次に示します。

図5-1 サブディレクトリ専有モードのEJBクライアントアプリケーションのシステムログの出力先

[図データ]

サブディレクトリは,次のように作成および運用されます。

EJBクライアントアプリケーションのログ出力の設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「9.10 EJBクライアントアプリケーションのユーザログ出力の設定(cjclstartapコマンドを使用する場合)」,およびマニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「9.11 EJBクライアントアプリケーションのユーザログ出力の実装と設定(vbjコマンドを使用する場合)」を参照してください。