Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

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5.3.2 ログ出力先のサブディレクトリ数の管理

サブディレクトリ専有モードを使用している場合は,ログ出力先のサブディレクトリ数を管理できます。

EJBクライアントアプリケーションのシステムログは,EJBクライアントアプリケーション単位に作成されるログ出力先ディレクトリ(ejbserver.client.log.directoryキー,およびejbserver.client.ejb.logキーに指定したディレクトリ)下の,サブディレクトリに格納されます。EJBクライアントアプリケーションを複数起動すると,起動したプロセス分のサブディレクトリが生成されます。このサブディレクトリが単調増加しないように管理できます。

サブディレクトリ数は,EJBクライアントアプリケーションのプロセス単位に作成されるサブディレクトリの数となります。ただし,EJBクライアントアプリケーション単位に作成されるログ出力先ディレクトリ下にユーザ作成のサブディレクトリがある場合,ユーザ作成のサブディレクトリの数もサブディレクトリとして数えられます。

デフォルトでは,ログ出力先のサブディレクトリ数を8個までとし,古いサブディレクトリから削除されるようになっています。サブディレクトリ数を変更する場合には,ejbserver.client.log.directorynumキーで変更してください。EJBクライアントアプリケーションのシステムログの取得については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「4.5 EJBクライアントアプリケーションのシステムログ」を参照してください。