Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

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3.8.2 システムの起動

ここでは,サーブレットエンジンモードでのシステムの起動の手順について説明します。

なお,データベース,LDAPディレクトリサーバなどの関連製品は起動済みであることを前提に説明します。データベース,LDAPディレクトリサーバなどを使用している場合は,必要に応じてあらかじめ起動しておいてください。システムの起動手順を次に示します。

  1. PRFデーモンを起動します。
    cprfstartコマンドでPRFデーモンを起動します。起動方法については,「(1) PRFデーモンの起動」を参照してください。
  2. Webコンテナサーバを起動します。
    cjstartwebコマンドでWebコンテナサーバを起動します。起動方法については,「(2) Webコンテナサーバの起動」を参照してください。
  3. Webサーバを起動します。
    起動方法については,ご使用のWebサーバのマニュアルを参照してください。
  4. Webアプリケーションの動作を確認します。
    システムが起動できたら,Webアプリケーションが正常に動作することを確認してください。
<この項の構成>
(1) PRFデーモンの起動
(2) Webコンテナサーバの起動

(1) PRFデーモンの起動

PRFデーモンの起動手順を次に示します。

  1. cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。
    • Windowsの場合
       
      cd "<製品のインストールディレクトリ>\PRF\bin"
    • UNIXの場合
       
      # cd /opt/Cosminexus/PRF/bin
  2. cprfstartコマンドでPRFデーモンを起動します。
    • Windowsの場合
       
      cprfstart
    • UNIXの場合
       
      # cprfstart

なお,cprfstartコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cprfstart(PRFデーモンの開始)」を参照してください。

(2) Webコンテナサーバの起動

Webコンテナサーバの起動方法について説明します。

Webコンテナサーバを起動するには,次に示すコマンドを実行します。

Webコンテナサーバのプロセス名は「cjstartweb」です。cjstopwebコマンドでWebコンテナサーバを停止するまで,このプロセスは存在します。

同一ホストで複数のWebコンテナを同時に起動する場合のポート番号については,Webコンテナサーバのセットアップで設定します。詳細については,「3.7.3 Webコンテナサーバのセットアップ」を参照してください。

なお,SecurityManagerによるWebコンテナの保護をするには,-securityオプションを追加してください。