Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションの場合,構成するファイルを更新すると,更新したJ2EEアプリケーションをリロードできます。リロード機能を使用することで,J2EEサーバを再起動することなく,デプロイ済みのサーブレット,JSPやEJB-JARを動的に入れ替えられるようになります。
また,リロード機能を使用する場合には,通常のJ2EEアプリケーションの入れ替えで必要となる,入れ替え前のJ2EEアプリケーションの停止と削除,入れ替えるJ2EEアプリケーションのインポートとデプロイなどの手順が不要になります。このため,少ない手順でJ2EEアプリケーションを動的に入れ替えられるようになります。
リロード機能は,アプリケーション開発でのテストやシステムの運用中に,修正したJ2EEアプリケーションと動作中のJ2EEアプリケーションを入れ替えたい場合に利用できます。
この節では,J2EEアプリケーションの更新検知とリロードについて説明します。
なお,cosminexus.xmlを含むアプリケーションの場合,J2EEアプリケーションの更新検知とリロードを実行してもcosminexus.xmlの情報は更新されません。
この節の構成を次の表に示します。
表13-8 この節の構成(J2EEアプリケーションの更新検知とリロード)
分類 | タイトル | 参照先 |
---|---|---|
解説 | J2EEアプリケーションのリロード方法 | 13.8.1 |
リロードの適用範囲 | 13.8.2 | |
リロード時のクラスローダの構成 | 13.8.3 | |
エラー発生時の動作 | 13.8.4 | |
更新検知の対象となるファイル | 13.8.5 | |
J2EEアプリケーションの更新検知インターバル | 13.8.6 | |
J2EEアプリケーションの構成ファイル更新用インターバル | 13.8.7 | |
Webアプリケーションのリロード | 13.8.8 | |
JSPのリロード | 13.8.9 | |
ほかの機能との関係 | 13.8.10 | |
コマンドによるJ2EEアプリケーションのリロード | 13.8.11 | |
設定 | J2EEアプリケーションの更新検知とリロードの設定 | 13.8.12 |
注意事項 | リロードの注意事項および制限事項 | 13.8.13 |
注 「実装」および「運用」について,この機能固有の説明はありません。
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