Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
リロード時のクラスローダの構成は,ローカル呼び出し最適化の範囲によって異なります。ローカル呼び出し最適化の範囲とクラスローダの構成の対応を次の表に示します。なお,クラスローダの構成については,「付録B クラスローダの構成」を参照してください。
表13-11 ローカル呼び出し最適化の範囲とクラスローダの構成の対応
項目 | ejbserver.rmi.localinvocation.scopeキー※の値 | ||
---|---|---|---|
all | app | none | |
ローカル呼び出し最適化の範囲 | 同一J2EEサーバ内となります。 | 同一アプリケーション内となります。 | 範囲はありません。 |
クラスローダ構成 | ローカル呼び出し最適化時のクラスローダ構成になります。 | デフォルトのクラスローダ構成になります。 | デフォルトのクラスローダ構成になります。 |
注※ usrconf.propertiesに指定するキーです。
リロード機能では,ApplicationClassLoader以下,またはWebappClassLoader以下のクラスローダを入れ替えます。EJB-JARをリロードする場合,デフォルトのクラスローダ構成で,次のファイルをロードします。
EJB-JARをリロードするためにApplicationClassLoaderを入れ替える場合は,下位にあるWebappClassLoader,およびJasperLoaderも入れ替える必要があります。したがって,EJB-JAR,ライブラリJAR,参照ライブラリをリロードする場合は,WARを含めたリロードになります。
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