Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 仮想化システム構築・運用ガイド
ここでは,管理ユニットに仮想サーバグループを登録したあと,登録された定義ディレクトリの情報を仮想サーバに反映して,アプリケーションサーバを作成する方法について説明します。
管理ユニットへ登録する仮想サーバを入手する手順について説明します。
仮想サーバグループ情報ファイルの作成方法について説明します。仮想サーバグループ情報ファイルに設定する仮想サーバの情報は,「(1) 管理ユニットへ登録する仮想サーバの入手」でリソース管理者から提供された情報を使用します。
仮想サーバグループ情報ファイルはXML形式のファイルです。任意の名称で,仮想化システム管理用サーバマシンの任意の場所に作成します。
仮想サーバグループ情報ファイルを作成する場合,テンプレートファイルを使用できます。テンプレートファイルの格納場所については,「8.1 仮想化システムの構築・運用時に使用するファイル」を参照してください。
仮想サーバグループ情報ファイルの設定例を次に示します。ここでは,管理ユニットで管理するティア識別子「combined-system01」に,仮想サーバグループ「vmgroup_1」の仮想サーバを割り当てる仮想サーバグループ情報ファイル「virtualserver-info.xml」を作成するとします。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <virtualserver-info xmlns="http://www.cosminexus.com/mngsvr/schema/VirtualServerInfo-1.0"> <group name="vmgroup_1"> <virtualserver tier="combined-system01" ip="192.168.1.101" port="20580" serviceip="192.168.2.101"/> </group> </virtualserver-info> |
仮想サーバグループ情報ファイルを作成する場合の注意事項を次に示します。
「(2) 仮想サーバグループ情報ファイルの作成」で任意の場所に作成した仮想サーバグループ情報ファイルを基に,管理ユニットへ仮想サーバグループを登録する手順について説明します。
vmiunit attach -unit gyoumu_a -f virtualserver-info.xml |
管理ユニットに属する仮想サーバに登録済みの定義ディレクトリを一括して反映する手順について説明します。定義ディレクトリを反映すると,仮想サーバにアプリケーションサーバが構築されます。
vmiunit update -unit gyoumu_a |
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