Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド
J2EEアプリケーションやリソースアダプタのプロパティを設定する場合の[サーバー・エクスプローラー]ビューと操作手順について説明します。
プロパティの設定の操作を実行すると,次の処理が行われます。
- アプリケーション統合属性,またはConnector属性が取得されます。
- 属性ファイル編集エディタが起動されます。
- プロパティ設定項目を編集します。
- 属性ファイルを保管します。
プロパティを設定する場合の[サーバー・エクスプローラー]ビューと操作手順を次に示します。
図21-16 プロパティを設定する場合の[サーバー・エクスプローラー]ビュー
- ツリービューで,プロパティを設定するJ2EEアプリケーション,またはリソースアダプタを選択します。
- 属性ファイル編集エディタを起動します。
次のどれかの方法で,属性ファイル編集エディタを起動します。
- ツリービューで選択したノードをダブルクリック
- ビュープルダウンメニューの[プロパティー]を選択
- 右クリックで表示されるコンテキストメニューの[プロパティー]を選択
上記1.のツリービューで選択したプロパティ設定対象によって,次の属性ファイル編集エディタが起動されます。
ツリービューで選択したプロパティ設定対象 |
属性ファイル編集エディタ |
[<J2EEアプリケーション名>]※1 |
アプリケーション統合属性ファイル編集エディタ |
[<リソースアダプタ名>]([<J2EEアプリケーション名>]内)※1 |
Connector属性ファイル編集エディタ |
[<J2EEリソースアダプタ名>]([J2EEリソース・アダプター]フォルダ内)※2 |
Connector属性ファイル編集エディタ |
[<リソースアダプタ名>]([リソース・アダプター]フォルダ内)※3 |
Connector属性ファイル編集エディタ |
- 注※1 J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタのプロパティを設定します。
- J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタのプロパティを設定する場合,アプリケーション統合属性ファイル編集エディタとConnector属性ファイル編集エディタのどちらも使用できます。ただし,どちらかの属性ファイル編集エディタが開いている場合,一方の属性ファイル編集エディタは開くことができません。属性ファイル編集エディタの選択方法については,「(1) J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタに使用する属性ファイル編集エディタ」を参照してください。
- 注※2 J2EEリソースアダプタとしてデプロイされているリソースアダプタのプロパティを設定します。
- 注※3 J2EEリソースアダプタとしてデプロイされていないリソースアダプタのプロパティを設定します。
- 属性ファイル編集エディタで,属性ファイルを更新します。
リソースアダプタの属性編集については,「21.2 リソースアダプタの属性編集画面」を参照してください。J2EEアプリケーションの属性編集については,「21.3 J2EEアプリケーションの属性編集画面」を参照してください。
- 属性ファイル編集エディタで保存,または属性ファイル編集エディタを終了して,属性ファイルをサーバへアップロードします。
属性ファイルを編集した状態で,属性ファイル編集エディタを閉じると,保管するかどうかの確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックすると,保管処理が実行され,エラーがなければサーバへ更新情報が設定されます。「いいえ」をクリックすると,編集は破棄されます。「キャンセル」をクリックするとエディタはそのままの状態で,保管処理も実行されません。
属性ファイルの保管方法については,「11.3.1 プロパティの設定操作」を参照してください。
また,次の場合はメッセージダイアログが表示され,サーバへアップロードしません。
- 属性ファイルにエラーがある(XML検証でエラー)
- サーバ側のコマンドの失敗
属性ファイル編集エディタについては,「11.3.2 属性ファイル編集エディタ」を参照してください。
- 注意事項
- 属性ファイル編集エディタのフォームページでは,属性ファイルで「xml:lang」属性が設定できる項目については,「xml:lang="en"」が設定されているか,または「xml:lang」が設定されていない場合だけ,表示,追加,更新ができます。
- 「xml:lang」属性が設定できる項目については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタに使用する属性ファイル編集エディタ
(1) J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタに使用する属性ファイル編集エディタ
J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタのプロパティ設定操作では,アプリケーション統合属性ファイル編集エディタとConnector属性ファイル編集エディタのどちらも使用できます。
アプリケーション統合属性ファイル編集エディタを使用する場合,アプリケーション統合属性ファイルのConnector属性を編集します。また,Connector属性ファイル編集エディタを使用する場合,リソースアダプタごとのConnector属性を編集します。それぞれの属性ファイル編集エディタを起動する操作を,次の図に示します。
図21-17 J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタの属性ファイル編集エディタの起動
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.