Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド

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11.1 Server Plug-inパースペクティブ

Server Plug-inを使用してリソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定をする場合,あらかじめ,Server Plug-inをEclipseに組み込み,Server Plug-inを使用するための設定が必要です。Server Plug-inのEclipseへの組み込み手順については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「7.8.2 Server Plug-inの組み込み手順」を参照してください。Server Plug-inを使用するための設定手順については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「7.8.3 Server Plug-inを使用するためのManagement Serverの設定」を参照してください。

Server Plug-inでは,サーバの起動・停止,J2EEアプリケーションやリソースアダプタの操作を行う作業環境として,[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブ(Server Plug-inパースペクティブ)を提供しています。作業の目的によって必要なビューなどを初期設定した作業環境をパースペクティブといいます。

次の手順で,Server Plug-inパースペクティブを開きます。

  1. Eclipseを起動して,Eclipse画面を表示します。
  2. 次のどちらかの操作で,Server Plug-inパースペクティブを開きます。
    • [ショートカットバー] - [Cosminexus Server Plug-in]メニューを実行します。
    • [ウィンドウ] - [パースペクティブを開く] - [Cosminexus Server Plug-in]メニューを実行します。

注意事項
Server Plug-inを起動するとワークスペース内に「.cad」というプロジェクトが作成されます。これは,Server Plug-inが作業用に使用するプロジェクトです。このプロジェクトおよびプロジェクト内のファイルの削除,追加,内容の変更およびプロジェクトを閉じるなどの操作をした場合,Server Plug-inの動作は保証できません。

[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの構成を次に示します。

図11-1 [Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの構成

[図データ]

[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの構成要素について説明します。

[サーバー・エクスプローラー]ビュー
Server Plug-inの操作の中心となるビューです。論理サーバの起動・停止,J2EEアプリケーションやリソースアダプタの操作で使用します。

エディタエリア
エディタを表示する領域です。属性ファイル編集エディタで使用します。属性ファイル編集エディタについては,「11.3 プロパティの設定」を参照してください。

[コンソール]ビュー
サーバの起動・停止やJ2EEアプリケーションの操作など,サーバと通信するプロセスの出力を表示します。

[問題]ビュー
属性ファイル編集エディタの構文エラーなどのエラー情報を表示します。

この節では,Server Plug-inパースペクティブとServer Plug-inの環境設定,および[サーバー・エクスプローラー]ビューの操作について説明します。

<この節の構成>
11.1.1 Server Plug-inの環境設定
11.1.2 Management Serverリモート管理機能への接続
11.1.3 サーバー・エクスプローラーの構成
11.1.4 サーバー・エクスプローラーの操作
11.1.5 コンソールおよび操作実行時のダイアログ表示