Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド

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22.1.4 転送履歴ログ(FTPインバウンドアダプタ)

転送履歴ログは,FTP連携システムでの転送履歴が出力されます。転送履歴ログの出力先およびログファイル名を次の表に示します。

表22-8 転送履歴ログの出力先およびファイル名(FTPインバウンドアダプタ)

ログファイルの出力先パス ログファイル名
<J2EEサーバの作業ディレクトリ>\ejb\<J2EEサーバ名>\logs\csc\inbound-adapter\ftp\FTP_Inbound_Resource_Adapter

現用ファイル
history.log

バックアップファイル
history<面数>.log

注※
現用ファイルのサイズが1面当たりのファイルサイズを超えた場合,バックアップファイルにリネームされます。バックアップファイル名には,バックアップファイルの面数が含まれます。新しいログファイルの方が小さい番号となります。

<J2EEサーバの作業ディレクトリ>は,usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)のejb.public.directoryキーで変更できます。デフォルトは,<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC\server\publicです。転送履歴ログの出力先はejb.server.log.directoryキーでは変更できないため注意してください。usrconf.cfgの詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.3 usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)」を参照してください。

なお,RARファイルの属性を設定するConnector属性ファイルの次のプロパティで,転送履歴ログの出力レベル,ファイルのサイズ,およびファイル面数を変更できます。

RARファイルの属性を取得してConnector属性ファイルを生成するには,cjgetrarpropコマンドを実行します。cjgetrarpropコマンドについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.4 J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド」を参照してください。また,Connector属性ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。