Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド
サービス部品の実行に利用する電文でXML形式のデータを扱うか,バイナリ形式(XML形式以外)のデータを扱うかによって,作成する電文フォーマットは異なります。
XML形式のデータを扱う場合,XMLフォーマット定義ファイルを作成します。
XMLフォーマット定義ファイルは,XMLスキーマファイル(拡張子:.xsd)として作成します。作成するXMLフォーマット定義ファイルの内容や作成方法は,実行するサービス部品の種類によって異なります。サービス部品ごとのXMLフォーマット定義ファイルの作成方法については,「4.3 電文フォーマット(XMLフォーマット定義ファイル)の作成方法」を参照してください。
バイナリ形式(XML形式以外)のデータを扱う場合,バイナリフォーマット定義ファイルを作成します。
バイナリフォーマット定義ファイルでは,テキスト形式,バイナリ形式,およびCSV形式のデータの構造(固定長,セパレータなど)と,データの文字コード(シフトJIS,JIS漢字,Unicode,KEISなど)を定義できます。
バイナリフォーマット定義ファイルの作成方法については,「4.4 電文フォーマット(バイナリフォーマット定義ファイル)の作成方法」を参照してください。
なお,バイナリ形式のデータを扱う場合,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用する場合,開発環境には「uCosminexus 日立コード変換 - Development Kit」,実行環境には「uCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime」(Windowsの場合)または「uCosminexus 日立コード変換 - Runtime」(UNIXの場合)が必要です。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.