1.5 MCPサーバー

Ops IではMCPサーバーを公開しています。
AIエージェントはMCPサーバーへ接続することで、ユーザーの代わりにOps Iの操作を行うことができます。

AIエージェントは、用途別に分かれたエンドポイント(URL)を経由してMCPサーバーに接続でき、そのエンドポイントに属するツールを実行できます。
また、MCPサーバーへの接続、利用には認証が必要です。ユーザーに適切な権限を付与し、Ops Iトークンを発行した上で、接続設定を行ってください。

この章ではエンドポイントと必要な権限、ツールについて説明します。ユースケースや設定例については「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「お客様での運用設計・構築>AIエージェントとの連携」および「お客様での運用設計・構築>AIエージェントとの連携>AIエージェントとの連携例」を参照してください。

(1) エンドポイント

AIエージェントからMCPサーバーにはStreamable HTTP方式で接続します。
MCPサーバーへの接続、利用にはエンドポイントごとに認証が必要です。通信時にX-Ops I TokenヘッダーでOps Iトークンを指定する必要があります。
エンドポイントと、エンドポイントを利用するために必要な権限について説明します。

(表)エンドポイントと必要な権限

エンドポイント 必要な権限(Primitiveロール) 説明
/ai/v1/itsm/mcp 以下のいずれか
  • itsm_admin
  • itsm_manager
  • itsm_user
ツール「extract_symptoms_from_ticket」または「generate_knowledge_article_from_ticket」を利用する場合
  • ai_extension_user
チケット・ナレッジ記事の操作
/ai/v1/manual/mcp なし 定義ファイルに関するドキュメントの取得

(2)ツール一覧

エンドポイントごとに利用できるツールを以下に示します。

(表)ツール一覧

ツール名 説明
エンドポイント:/ai/v1/itsm/mcp
search_tickets_by_symptoms 現象からインシデントチケットまたは問い合わせチケットを検索する
extract_symptoms_from_ticket インシデントチケットまたは問い合わせチケットのIDから現象を抽出する
get_ticket_by_id チケットIDからインシデントチケットまたは問い合わせチケットの情報を取得する
get_work_notes インシデントチケットまたは問い合わせチケットのチケットIDから作業メモを取得する
generate_knowledge_article_from_ticket インシデントチケットまたは問い合わせチケットの内容をナレッジ記事のフォーマットにまとめて返却する
メモメモ
返却されたナレッジ記事はOps Iには保存されていません。
search_knowledge_articles_by_symptoms 現象からナレッジ記事を検索する
create_incident インシデントチケットを作成する
update_incident インシデントチケットを更新する
create_work_note インシデントチケットまたは問い合わせチケットの作業メモを投稿する
get_tickets チケットの一覧を取得する
エンドポイント:/ai/v1/manual/mcp
get_opsi_manifest_doc​ YAMLファイルの共通仕様や以下の種別の定義情報を取得する
  • workflow
  • ui
  • uipath
  • datamodel
  • catalog
  • script
  • library
  • attachment
  • distribution
  • acl
  • statement
  • notification
  • notifier
  • application
メモメモ
ui、scriptのUIバージョン1.0の定義については対応していません。
get_custom_script_doc​ Ops Iのカスタムスクリプトに関する定義情報を取得する
get_playbook_doc​ Playbookの実行環境の情報を取得する
「現象」については「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「機能>基本的な画面構成>AI拡張機能」を参照してください。