5.3 Ops Iバージョンアップ対応

Ops Iのバージョンアップにともない、対応が必要な作業を以下に示します。

(表)Ops Iバージョンアップ時に対応する作業

項目 対応が必要な条件
カスタムしたチケット機能の維持 v2.5からv2.7または、v2.7からそれ以降へのバージョンアップ時
チケット通知機能の変更 v2.5からv2.7以降へのバージョンアップ時
  • v2.5で設定したメールサーバを利用した通知機能から、Ops Iの通知機能に変更したい場合
AWX実行環境の更新 v2.5からv2.7以降へのバージョンアップ時


【チケット通知機能の変更】

Ops Iではチケットの通知機能として以下が準備されています。

  • Ops Iの通知機能:Ops Iバージョン2.7以降でサポート
  • メールサーバを利用した通知機能:Ops Iバージョン2.0以降でサポート

詳細は「チケットの通知機能」を参照してください。

Ops Iバージョンアップにともない、以下の対応が必要です。

(表)Ops I導入時、バージョンアップ時に対応するチケット通知の作業

Ops Iバージョン 対応
v2.5からv2.7へのバージョンアップ v2.5で通知設定をしていない場合、Ops Iの通知機能が自動的に設定されます。v2.5でメールサーバを利用した通知機能を設定している場合、ひきつづきその設定が維持されます。通知の設定を変更したい場合のみ、追加で作業が必要です。

通知方法の設定については「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド(ITSM操作編)」の「ユースケース>通知とメールによるチケット作成のユースケース」を参照してください。


節構成

5.3.1 カスタムしたチケット機能の維持
5.3.2 AWX実行環境の更新