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Hitachi Dynamic Link Manager GUIヘルプ


4.2 メッセージでの障害情報の確認

パスの障害は,イベントログに出力されるKAPL08xxxのメッセージから確認できます。

パスについての詳細な情報を得たい場合は,メッセージの情報を基にパス管理ウィンドウのパスリストビューを確認してください。

注意事項

メッセージの各項目について説明します。

KAPL05301-Eメッセージの詳細については,3.3.2 LUを動的に削除する」の(2) LUまたはパスが動的に削除されていることを確認する」に記載されている,「パスの切断によってLUまたはパスが削除されたとき」を参照してください。

ErrorCode

Windowsがパスの障害を検出したときのエラー番号を示します。

PathID

パスに付けられたIDで,パス管理PATH_IDと呼びます。ホストの再起動時に割り当てられます。

これは,パス管理ウィンドウのパスリストビューで表示されるパスIDと同じです。

PathName

パスを表す項目で,パス名と呼びます。システムの構成を変更する場合やハードウェアを交換する場合は,パス名を参照して影響を受けるパスを確認してください。

次に示す4つの項目をピリオドで区切ったものが,パス名として表示されます。

  • ホストポート番号(16進数)

  • バス番号(16進数)

  • ターゲットID(16進数)

  • ホストLU番号(16進数)

パス名は,HDLM GUIのパス管理ウィンドウのパスリストビューで表示されるパス名と同じです。パス名の詳細については,「5.2.3 ビューフレーム パスリストビュー」に記載されている[パス名]を確認してください。

DNum

Dev番号です。

LU全体を示すDevとして「0」が表示されます。

HDevName

ホストデバイス名です。

ドライブレターが表示されます。ドライブレターが割り当てられていない場合は,「-」(ハイフン)が表示されます。