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Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)


7.5.3 デバイス名変更定義ファイルの編集方法

ここでは,デバイス名変更定義ファイル(/etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf)の編集方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) デバイス名変更定義ファイルの記述規則

デバイス名変更定義ファイルを編集する場合の記述規則を次に示します。

  • 1行につき,ストレージシステムのシリアル番号,iLU,およびHDLMデバイス名をスペースで区切って記載してください。

  • コメント行を入れる場合は,行の頭に「#」を記載してください。

(2) デバイス名変更定義ファイルの定義内容

デバイス名変更定義ファイルには,ストレージシステムのシリアル番号,iLU,およびHDLMデバイス名の対応関係を記載します。

dlmchnameティリティ-oパラメを指定して実行すると,デバイス名変更定義ファイル(/etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf)が作成されます。次に例を示します。

3585011299 0090 sddlmac
3585011299 0091 sddlmab
3585011299 0092 sddlmaa

HDLMデバイス名を変更するときは,HDLMデバイス名を記載している第3フィールドだけを編集してください。

HDLMデバイス名に使用できるアルファベットは「2.6 HDLMデバイスの論理デバイスファイル」を参照してください。

ストレージシステムのシリアル番号の先頭には数桁の数字が付与されて出力されますが,無視してください。