3.9 リザーブポリシーについて
リザーブポリシーの設定値および説明を次の表に示します。
あわせて,「付録B.4 リザーブ制御の設定の移行」も参照してください。
設定値 |
説明 |
---|---|
no_reserve |
リザーブの要求を無視し,LUをリザーブしません。次のどれか1つの条件を満たすときに使用します。
|
PR_exclusive |
リザーブとしてパーシステントリザーブ(排他ホスト方式)を使用します。 |
PR_shared |
リザーブとしてパーシステントリザーブ(共用ホスト方式)を使用します。 |
- リザーブポリシーを変更するときの注意事項
ほかのプログラムからhdiskがアクセスされていないことを確認してから変更してください。
I/Oカウントおよびエラーカウントがクリアーされます。
パスの状態がonlineになります。
パスに障害がないことを確認してから変更してください。
パスに障害が発生している状態でリザーブポリシーを変更すると,障害が発生しているパスが削除されてしまいます。この状態を回復するには,パスに発生している障害を取り除いたあとに次のどちらかのコマンドを実行してください。
mkdev -l hdisk名
cfgmgr