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Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


3.6.3 MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成(NFSストレージとする場合)

MediatorのConsensusLogのマウント用ディレクトリをNFSストレージとする場合は、次の作業を実施してください。

Mediatorが存在する各ワーカーノードでアクセスできるNFSに、MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリを次の要領で作成してください。

<MediatorのConsensusLogの永続ボリュームマウント用ディレクトリの作成要領>

各Mediatorで使用するConsensusLogを、Mediator単位で異なるNFSサーバに配置することを推奨します。これによって、障害時の影響範囲を最小化できます。

Mediator数分のNFSサーバを用意することが難しい場合は、1台以上のNFSサーバに複数のMediatorのConsensusLogを分散して配置してください。1台のNFSサーバに複数のMediatorのConsensusLogを配置した場合、NFSサーバが単一障害点となるおそれがあるため、NFSサーバの冗長化などの対策を検討してください。