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Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator ユーザーズガイド


4.2.1 データ変換で使用するファイル作成の流れ(通常版かつTP1-Bridge限定)

データ変換で使用するファイルを作成する流れを次に示します。

図4‒2 データ変換で使用するファイルを作成する流れ

[図データ]

<説明>

  1. バイナリフォーマット定義ファイルの作成

    COBOL2FDXコンバータを使用して、COBOL登録原文集ファイルからバイナリフォーマット定義ファイルを作成します。

  2. XMLスキーマの作成

    cscjson2xsdコマンドを実行して、JSON形式のファイルからXMLスキーマを作成します。

  3. マッピング定義ファイルの作成

    マッピング定義エディタを使用して、1.で作成したバイナリフォーマット定義ファイル、および2.で作成したXMLスキーマからマッピング定義ファイルを作成します。

  4. データ変換定義ファイルの作成

    マッピング定義エディタを使用して、3.で作成したマッピング定義ファイルをからデータ変換定義ファイルを作成します。

  5. TP1-Converterのデータ変換

    TP1-Converterは、1.で作成したバイナリフォーマット定義ファイル、および4.で作成したデータ変換定義ファイルを使用してデータ変換をします。

    表4‒1 データ変換で使用するために作成するファイル

    ファイル名

    拡張子

    作成元になるファイル

    作成方法

    ファイルの用途

    参照先

    バイナリフォーマット定義ファイル

    fdx

    COBOL登録原文集ファイル

    COBOL2FDXコンバータ

    • マッピング定義ファイルの作成

    • データ変換

    4.2.2 バイナリフォーマット定義ファイル(通常版かつTP1-Bridge限定)

    XMLスキーマ

    xsd

    JSON形式のファイル

    cscjson2xsdコマンド

    マッピング定義ファイルの作成

    4.2.3 XMLスキーマ(通常版かつTP1-Bridge限定)

    マッピング定義ファイル

    mdo

    • バイナリフォーマット定義ファイル

    • XMLスキーマ

    マッピング定義エディタ

    データ変換定義ファイルの作成

    4.2.4 マッピング定義ファイル(通常版かつTP1-Bridge限定)

    データ変換定義ファイル

    xsl

    マッピング定義ファイル

    マッピング定義エディタ

    データ変換

    4.2.5 データ変換定義ファイル(通常版かつTP1-Bridge限定)

    注※

    C言語から作成する場合は使用しません。