Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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4.4.4 クラスタ環境でのGlobal Link Managerのアンインストール

ここでは,クラスタ構成となっている場合のGlobal Link Managerをアンインストールする手順について説明します。

同じマシンにほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合,Hitachi Command Suite共通コンポーネントを停止すると,ほかのHitachi Command Suite製品のサービスも一緒に停止されます。

  1. クラスタソフトウェアを表示します。
    スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[フェールオーバー クラスタ管理]を選択します。
  2. Global Link Managerのサービスを登録しているリソースグループの所有者を待機系ノードから実行系ノードに移動します。

    Microsoft Failover Cluster(Windows Server 2012以外)を使用する場合:
    フェールオーバークラスタ管理でGlobal Link Managerが使用するサービスを登録しているリソースグループを右クリックし,[このサービスまたはアプリケーションを別のノードに移動]を選択します。

    Microsoft Failover Cluster(Windows Server 2012)を使用する場合:
    フェールオーバークラスタマネージャーでGlobal Link Managerが使用するサービスを登録している役割を右クリックし,[移動]-[ノードの選択]を選択します。
  3. 実行系ノードで,Global Link Managerをアンインストールします。
    Global Link Managerのアンインストールについては,「2.1.6 Global Link Managerのアンインストール」を参照してください。
  4. Global Link Managerのサービスを登録しているリソースグループの所有者を実行系ノードから待機系ノードに移動します。
  5. 待機系ノードで,Global Link Managerをアンインストールします。
  6. 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタ管理アプリケーションで,そのリソースをオフラインにしてから削除します。
    • クラスタ管理IPアドレス
    • 共有ディスク
    Hitachi Command Suite製品のサービスを登録したリソースグループが不要になった場合は,そのリソースグループも削除してください。
  7. クラスタ環境での運用を開始します。
    詳細については,「4.4.5 クラスタ環境でのGlobal Link Managerの運用開始」を参照してください。