Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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4.4.5 クラスタ環境でのGlobal Link Managerの運用開始

ここでは,クラスタ構築完了後に運用を開始する手順(ライセンス登録,サービスのオンライン)について説明します。

この項の構成
(1) 新規インストール,または非クラスタ環境から移行した場合
(2) バージョンアップ/上書きインストール,またはアンインストールした(アンインストール後にほかのHitachi Command Suite製品が残る)場合

(1) 新規インストール,または非クラスタ環境から移行した場合

  1. Global Link Managerのサービスを登録しているリソースグループの所有者が待機系ノードのホスト名になっていることを確認します。待機系ノードのホスト名になっていない場合は,実行系ノードから待機系ノードに移動します。
  2. hcmds64clustersrvstateコマンドを実行して,リソースグループおよびGlobal Link Manager製品のサービスをオンラインにします。
    コマンドについては,「(3) クラスタ管理アプリケーションでのサービスオンライン」を参照してください。
  3. 待機系ノードで,使用する製品のライセンスをGUIで登録します。論理ホスト名にアクセスしてください。インストールする製品ごとに,ライセンスキーの入力が必要です。
    ライセンスの設定方法については,「2.2 ライセンスの初期設定」を参照してください。
  4. Hitachi Command Suite 製品のサービスを登録しているリソースグループの所有者を待機系ノードから実行系ノードに移動します。
  5. 実行系ノードで,使用する製品のライセンスをGUIで登録します。論理ホスト名にアクセスしてください。インストールする製品ごとに,ライセンスキーの入力が必要です。
    ライセンスの設定方法については,「2.2 ライセンスの初期設定」を参照してください。

(2) バージョンアップ/上書きインストール,またはアンインストールした(アンインストール後にほかのHitachi Command Suite製品が残る)場合

  1. Global Link Managerのサービスを登録しているリソースグループの所有者を待機系ノードから実行系ノードに移動します。
  2. hcmds64clustersrvstateコマンドを実行して,リソースグループおよびHitachi Command Suite 製品のサービスをオンラインにします。
    コマンドについては,「(3) クラスタ管理アプリケーションでのサービスオンライン」を参照してください。