Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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3.11 警告バナーの設定

バージョン5.1以降のHitachi Command Suite製品では,ログイン時のセキュリティリスク対策として,任意のメッセージ(警告バナー)を表示できます。不正なアクセスを試みようとする第三者に対し,事前に警告を発することで,データの破壊や情報の漏洩などのリスクを軽減できます。

ログイン画面に表示できるメッセージは,1,000文字以内です。同じ内容のメッセージをロケールごとに別の言語で登録しておくと,Webブラウザーのロケールに合わせて,メッセージを自動的に切り替えられます。

メッセージを設定する場合は,OSのAdministrator権限を持つユーザーでログインする必要があります。

警告バナーの設定はGlobal Link Manager GUIからも操作できます。ただし,クラスタ構成の環境の場合には,Global Link Manager GUIから設定すると実行系ノードだけに反映されます。待機系ノードに反映するときは,ノードを切り替えてから同一の設定を実施してください。Global Link Manager GUIでの操作方法については,マニュアル「Hitachi Global Link Manager ユーザーズガイド」を参照してください。

この節の構成
3.11.1 メッセージの編集
3.11.2 メッセージの登録
3.11.3 メッセージの削除