Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド

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3.11.1 メッセージの編集

HTMLファイル形式でメッセージを編集します。使用できる最大文字数は1,000文字です。通常の文字のほかに,HTMLタグを使用して,フォント属性の変更や任意の位置での改行などの操作もできます(タグも文字数としてカウントされます)。使用できる文字コードはUnicode(UTF-8)です。

メッセージに使用する文字は,文字コードがUnicode(UTF-8)であること以外,制限はありません。HTMLの構文で使用する文字(<>"'&)を表示する場合は,HTMLのエスケープシーケンスを使用してください。例えば,ログイン画面に「&」を表示する場合は,HTMLファイルでは「&amp;」と記述します。表示するメッセージを任意の位置で改行したい場合,HTMLタグの<br>を使用してください。メッセージ中で改行しても,登録時には無視されます。

メッセージの編集例を次に示します。

メッセージの編集例:

<center><b>警告</b></center>
これは{会社名}のコンピュータシステムです。このコンピュータシステムは,承認を受けた人だけがその業務のためにのみ使用できます。承認を受けない人からのアクセスや使用があった場合,侵入者として刑事,民事,および行政上の訴訟を提起する場合があります。<br>
犯罪捜査を含む公の目的のために,このコンピュータシステムに対するすべてのアクセスの履歴は,責任者によって傍受,記録,読み取り,複写,および開示される場合があります。アクセスした人に関する私的な機密情報についても機密性とプライバシーの要件に従って暗号化され,アクセス履歴として記録されます。このシステムを使用する人は,承認を受けているかどうかに関係なく,上記の条件に同意したものとみなします。このシステムにおいてプライバシーの権利はありません。

注意事項
メッセージを登録する際,HTMLの構文のチェックおよび修正はされません。ユーザーが編集した状態のまま登録されるので,HTMLの構文規則に従って正しく編集してください。メッセージ中のHTMLの構文に問題がある場合,メッセージが正しく表示されないおそれがあります。

参考
英語(bannermsg.txt)と日本語(bannermsg_ja.txt)のメッセージのサンプルファイルが次の場所にあります。
Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\sample\resource
このサンプルファイルはインストールの際に上書きされるため,利用する場合はコピーしたファイルを編集してください。