付録F.1 VSP E シリーズ、VSP G150、G350、G370、G700、G900、VSP F350、F370、F700、F900でSVPと連携する場合の構成
SVPと連携する場合のREST APIの構成を次に示します。この構成にするには、ストレージシステムを登録するAPIで、SVPとの連携を有効にします。
実行するAPIに応じて、Configuration Manager REST APIサーバからストレージシステム間のリクエストおよびレスポンスの経路は異なります。
この構成の通信経路で使用するポート番号については、REST APIで使用するポート番号の設定についての説明を参照してください。
SVPと連携することで、次の機能を利用できます。
-
付加情報を含む構成情報を取得するAPI
次のAPIは、付加情報を含む構成情報をストレージシステムのキャッシュから取得します。
-
ストレージシステムのサマリ情報
-
チャネルボードの情報
-
-
クエリパラメータを指定することで付加情報を含む構成情報が取得できるAPI
次のAPIは、クエリパラメータを指定することで付加情報を含む構成情報をストレージシステムのキャッシュから取得します。
-
パリティグループの情報
-
外部パリティグループの情報
-
ドライブの情報
-
ボリュームの情報
-
ポートの情報
-
プールの情報
-
リモートコピーグループの情報
-
ストレージシステムに搭載されたハードウェアの情報※
注※ ストレージシステムに搭載されたハードウェアの情報のうち、付加情報だけをストレージシステムのキャッシュから取得します。
-
-
コピーペアの情報を取得するAPI
- すべてのShadowImageペアの情報を取得する
- すべてのThin Imageペアの情報を取得する
- すべてのリモートコピーペアの情報を取得する(TrueCopy/Universal Replicator)
- すべてのリモートコピーペアの情報を取得する(global-active device)
-
クエリパラメータを指定することで、コピーペアの詳細な情報を追加して取得するAPI
-
コピーグループの一覧を取得する(ShadowImage)
-
スナップショットグループ単位でThin Imageペアの情報を取得する
-
リモートコピーグループの一覧を取得する(TrueCopy/Universal Replicator)
-
リモートコピーグループの一覧を取得する(global-active device)
-
コピーグループの一覧を取得する(Volume Migration)
-
SVPと連携していない構成で上記のAPIを実行した場合、HTTPステータスコード412が返ります。
-
ユーザのパスワードを変更するAPI(属性changesStorageDeviceListPasswordにtrueを指定する場合)
PUT <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/users/<オブジェクトID>
Storage Device Listのユーザのパスワードを変更できます。
-
ストレージシステムの構成情報を更新する処理に掛かる時間を短くすることができます。
次のAPIは、この構成ではSVPと連携して情報を取得します。
-
ポートの情報を取得するAPI(クエリパラメータdetailInfoTypeにloginsを指定する場合)
GET <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/ports