Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


3.6 ストレージシステムの情報を削除する

ストレージシステムの情報をREST APIサーバから削除して、REST APIの操作対象から除外します。ストレージシステムのIPアドレスやポート番号などの設定が変更されたり、ストレージシステムが撤去されたりする場合、このAPIでストレージシステムの情報をREST API サーバから削除したあとで、ストレージシステム側の設定を変更してください。ストレージシステムの情報をREST APIサーバから削除する前にストレージシステム側の設定を変更してしまうと、force属性を指定して強制的に削除する必要があります。 このAPIの処理は数分掛かることがあります。

実行権限

セキュリティ管理者(参照)またはセキュリティ管理者(参照・編集)

リクエストライン

DELETE  <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID

リクエストメッセージ

オブジェクトID

ストレージシステムの情報取得で取得したstorageDeviceId の値を指定します。

属性

説明

storageDeviceId

string

(必須)ストレージデバイスID

クエリパラメータ

なし。

ボディ

なし。

レスポンスメッセージ

ボディ
{
  "storageDeviceId" : "834000123456",
  "model" : "VSP G400",
  "serialNumber" : 123456
}

属性

説明

storageDeviceId

string

削除したストレージシステムのストレージデバイスID

model

string

削除したストレージシステムのモデル名

serialNumber

int

削除したストレージシステムのシリアル番号

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X DELETE https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/834000123456

ストレージシステムの情報を強制的に削除する場合

このAPIを実行する前に対象となるストレージシステムの設定が変更されたり、ストレージシステムが撤去されたりした場合、force属性を指定することでストレージシステムの情報を強制的に削除できます。force属性を指定する場合、管理サーバからホスト名にローカルホスト(localhost127.0.0.1または::1)を指定してこのAPIを実行してください。force属性を設定する場合のコード例を次に示します。

{
  "force": true
}

属性

説明

force

boolean

(任意)REST API で保持しているストレージシステムの情報を強制的に削除するかどうかを指定します。

  • true:ストレージシステムの情報を強制的に削除する
  • false:ストレージシステムの情報を強制的に削除しない

省略した場合、falseが設定されたと見なされます。

メモ

ストレージシステムの情報を強制的に削除しても、構成変更の通知先として登録されたREST APIサーバの情報はストレージシステムから削除されません。通知先の情報を削除するには、再度ストレージシステムを登録してから、通知先を削除するAPIを実行してください。